国家資格キャリアコンサルタント集団が斬る仕事論

大学留年確定で就活いつから?不利を挽回するための対策3つ

小畑 京香
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小畑 京香
国家資格キャリアコンサルタント&プロ着付士。1男の母。大学卒業後、フリーターを経て、JR東海グループ企業に就職。次にカーディーラーのショールームレディーに転職。後、得意のパソコン知識を活かして大学情報授業の非常勤講師となる。京都生まれの京都育ち。着物大好き。自身の就職・転職や親・育児経験を活かし、若年者就職サポートに力を注ぐ。対応数は延べ1000件以上。就活生のモチベーションアップにつながるような関わりが得意。【好きなもの】きもの、猫、道の駅、アロマ、朗読

学業不振、単位不足による留年確定で「やばい」「これからどうしよう」「就職活動への影響は?」

そう、いろいろな意味でやばいし、これからのこと特に就活のことが心配になる人も多いと思います。

留年が就活に不利になるんじゃないの?  不利を挽回することってできるの?就活はいつからすればいいの?

実際のところどうなのでしょうか。

不利を挽回する対策ということで、キャリアコンサルタント@小畑京香オバタキョウコがお伝えしていきますね。

ぜひ企業の採用担当者を納得させて内定につなげていきましょう。

留年は本当に不利なのか?

留年する人は少なくないですし、毎年どの大学でも一定の割合で留年生が存在します。

遊びすぎやアルバイトのしすぎなどで学業がおろそかになり留年した場合、心配なのが就職活動への影響ですよね。

あなたは留年したことで就職活動が「不利になる」それとも「不利にならない」、どう思いますか?

留年という事実をあなた自身がどのように受け止めどう捉えるか、 そして、どう対策するかによってその後の就職活動の結果は違ってきます。

結局のところ、不利になるかどうかはあなた次第なのです!

留年という事実を変えることはできませんので、しっかりと前向きに今後を考えていきましょう。

留年する学生は毎年どのくらいいるのか?

不利を挽回するお話をする前に・・、大学生の留年率が気になりませんか。

留年率は大学や学部によってばらつきがあるのと、国公立と私立でも違いますが、ここでは4年制の私立大学のデータを紹介します。

入学者100人の4年後は?
 

2014年春入学~2018年3月卒業の学生それぞれ100人中
男子は約14人(留年率13.6%)・女子は約7人(留年率6.8%)

『大学の実力2019』(読売新聞社ネットワーク事務局)より

これはあくまでも私立大学での平均値ですが、国公立になると数値はもっと高くなります。

いずれにせよ、ストレートで卒業した人とは違い、苦労が留年生には待ち受けています。

※『大学の実力2019』では留年率以外にも退学・卒業率や雇用率など様々なことを知ることができます。

大学留年確定で就活はいつから?

では、留年が確定した方はいつから就活を行えばいいのでしょうか?

留年が確定したら、その時点から直ちに就職活動も含め、今後について考えていく必要があります。

落ち込んでいる場合ではありません。

どうせすぐに就職できないのだったら、少しゆっくりしてから就活をスタートすればいいかなとは考えないようにしましょう。

ストレートで卒業した人たちと比べて、面接で留年に関して突っ込んで質問されることもあります。

また、留年中に経験してきたことなどアピールポイントを増やしておかなければ、就活で苦労することも出てきます。

なので、就活対策は早めにするようにしてくださいね!

留年した人が陥りやすいこと

大学キャリアセンターで留年生の対応をしていると留年生が陥りやすいことがいくつか見えてくるのですが、それはどういったことでしょう?

  • 時間的に余裕(猶予)ができたと錯覚する
  • ものごとの捉え方が否定的になりがち
  • 学業と就活の両立が上手くできない

時間の余裕ができたと勘違いすべからず!

留年すると半年間、あるいは一年間大学生活を延長することになりますが、そこで勘違いが起こってしまうようです。

というのは、延長された分を時間的な余裕ができたと思い、なぜかのんびりと構えてしまう人がいます。

事実として冷静に考えると、それは卒業時期が延期されただけなのであって、就活に向き合うことについてはそのままです。

むしろ留年したことでそれに対する対策も必要になり、以前よりやるべきことが増えています。

のんびり過ごしている暇はありません、直ぐにでも今後について計画を練る必要があります。

今後のためにも出来た時間を有効に使いましょう!

ものごとの受け止め方・捉え方が否定的って!

ものごとの受け止め方や捉え方は人それぞれなのですが、マイナス思考に陥りやすい人は特に注意してください。

留年=ダメな人ということではありませんし、もしこのように自分自身で思っているのであれば、そのような捉え方は今すぐ止めてください。

学業不振での留年ということであれば、確かにそのことについては問題ありなのですが、だからといって人間的に何でもかんでもダメだということではないはずです。

なので留年したからといって決して卑屈にならないでくださいね。

留年した事実をあなた自身がどう捉え、そのことを就活において「アピールする材料に変換すること」ができれば、不利な状況を挽回することだってできるはずです。

就活で成功する人というのは切り替えが早く、思考もマイナスからプラスへと転換できる人なのです。

学業と就活のバランスを考えよ!

就活ももちろん大事なことですが、最も優先すべきは大学を『卒業』することです。

留年することになった人達の中には、内定を得ていたにもかかわらず単位不足で卒業できずに内定を取り消された人、いわゆる「内定留年」がいます。

卒業を目前にした3月、卒業判定がだされた時期に大学キャリアセンターでは内定留年の対応にも一苦労しています。

まずは学生として学業を優先しつつ、計画性を持って就活にも取り組みましょう。

採用担当者は留年した人をどう見る?

留年率のところでもお話をしたように、結構な割合で留年する人が出ていますね。

採用担当者にとって留年生は、選考現場に毎日のように現れる当たり前の存在です。

とはいえ、やはり現役生と留年生の違いを気にする採用担当者は多く、採用面接では留年の理由を質問されることがあります。

【ここで皆さんに質問です】
採用担当者が面接で留年の理由を行くのは「なぜ」だと思いますか?

それはリスクの確認をするためです。

もしかしてこの学生、何か問題があるのじゃないだろうか?

企業としては確認しておかなければ、入社して直ぐに辞められても困ります。

では、採用担当者が留年生にいだいているイメージとはどのようなものでしょうか?

  • サボっていた人
  • 努力が出来ない人
  • 計画性がない人
  • 目標なく過ごした
  • けじめがない人

非常にマイナスなイメージですね。

ですから留年生の皆さんは、このようなイメージを払拭する必要があります!

どの企業もしっかりと働いてくれる人材がほしいのは当たり前です。

本当にこの人で大丈夫なのかと採用を任されている面接官も心配しているということです。

留年の不利を挽回するためには

ならば、不利を挽回するにはどうのようなことをすればよいのでしょうか?

以下、3つに絞ってお伝えをしていきます。

【不利を挽回する①】素直に反省すること

何はともあれ留年した事実を重く受け止めて、素直に反省する姿勢が大切になります。

あなた自身が冷静に過去を振り返り、これまでを分析することで失敗からの学びが生まれるはずです。

面接の時に留年の理由をどう話せばよいのかと悩む人もいると思いますが、決して言い訳めいたことを言わないように心がけてください。

嘘や着飾った言葉は必要ありません。

「反省を踏まえて今はどうしている」「留年して得られたことがあった」など、前向きに行動していることを伝えるようにしてくださいね。

不利を挽回するためには、ありのままの自分で真正面から就活に挑んでいきましょう。

【不利を挽回する②】自己管理を徹底すること

採用担当者のマイナスイメージからしても、自己管理ができない人と思われてしまっては損ですね。

そこは意識して改善した努力が伝わるように面接では伝えていきましょう。

そのためには延長戦となった大学生活においても、日々努力したこととして事実をコツコツと積み重ねていく必要があります。

もしも、目標もなく無計画でダラダラした生活となってしまったなら、学業ピンチ!就活ピンチ!

留年に留年を重ねてしまうような人もいます。

留年したことはピンチ! だから、ゆる~い気持ちではピンチはピンチのままになってしまうということです。

不利を挽回するためには、目標を決め、計画を立てて、強い意志のもと自己管理を徹底することです。

気を引き締めていきましょう!

【不利を挽回する③】アピール材料に変換すること

留年した事実やその原因を一生懸命に説明しただけでは採用担当者は納得しません。

相手が気にかけていること(確認したいこと)は何か?

それは、あなたが失敗や困難にどのように向き合いどうやって対処したのか。

返答例

苦手な科目がいくつかあったにもかかわらずその対策をせず、アルバイトやサークル活動が楽しかったのでそれを優先してしまいました。バランスを欠いた対応が留年という結果になったと反省しています。今年度は学業優先で予定を組み、アルバイトなどは自粛しています。生活面がだらしなくならないように気をひきしめつつ、確実に卒業できるように学業に取り組んでいます。

自分の言葉できちんと伝え、これなら大丈夫だと採用担当者を安心させてあげてくださいね。

マイナス面をプラスに転じてアピール材料に変換することができれば、不利な局面を挽回することができます。

どのような理由であろうとも就活では前向きに説明できるように心がけましょう。

ピンチをチャンスに変えたS君の話

私が大学キャリアセンターで対応した学生のSくんは、留年というピンチ状態をチャンスに変えました。

Sくんは留年生となってから前年の就活では合格が到底無理と思われた企業に応募し、見事に内定を獲得しました。

まさにピンチをチャンスに変えることができた成功例です。

さて、この学生は就活で何をやったのか?

Sくんはキャリアセンターを活用して私からのアドバイスを聴いて、このブログの中にも書いてあることを素直に実行しただけ!

まとめ

留年したことが必ずしも不利になるとは限らないということをお伝えしました。

ピンチをピンチのままで過ごしたのではせっかくの延長戦が無駄になってしまいます。

留年した経験がその後の人生に活きてくることもあります。

少しの遠回りなんて長い人生においては短い期間、どうってことないです。

ピンチはチャンスと思えたのなら、そうです、その調子で挽回するのみ!

採用担当者を納得させられるように準備をして就活に臨めば、留年していても現役生には負けません。

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小畑 京香
国家資格キャリアコンサルタント&プロ着付士。1男の母。大学卒業後、フリーターを経て、JR東海グループ企業に就職。次にカーディーラーのショールームレディーに転職。後、得意のパソコン知識を活かして大学情報授業の非常勤講師となる。京都生まれの京都育ち。着物大好き。自身の就職・転職や親・育児経験を活かし、若年者就職サポートに力を注ぐ。対応数は延べ1000件以上。就活生のモチベーションアップにつながるような関わりが得意。【好きなもの】きもの、猫、道の駅、アロマ、朗読










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