中高年危機脱出相談サービス
中高年の危機とは
中高年の危機ってわかります。
中高年を迎えた個人が「年功序列の崩壊」「出世や能力の限界」「リストラ(退職勧奨)」といったことを経験することによって、自分が持っていたプライドが壊され、自己肯定感も下がります。
その結果、「自分が何者なのか」「何をめざしていたのか」「これから何をしたいのか」が分からなくなり、行動や努力ができなくなってしまうことを言います。
中高年の危機の内容
中高年の危機は、「倒産」「リストラ」・・「ジョブ型移行」といった出来事、きっかけにして起こります。
それらのきっかけ(原因)によって中高年の危機が発生するのです。
倒産
会社が倒産してしまった場合は、会社からの支援が期待できないので、一人で見つけるしかなくなります。
ただ、転職市場は「未経験者」を募集しませんから、どうやったら早く仕事を見つけることができるのかが一番の問題になります。
リストラ
希望退職制度、早期退職者の募集とか言っていますが、会社は希望してもらいたい人を事前に選び、面談します。中高年にとって、辛いのは、昔、成果を出し会社に貢献した人であっても、「今後、成長の見込みがないと思われる人」もその中に入れることです。
リストラの対象者になることは、晴天の霹靂で「なぜ自分が選ばれたのだ」ということで悩みますし、気持ちが整理できるまでは「家族にも言えない」「同僚に相談もできない」状態になってしまいます。精神的に疲れてしまい、何も手につかない、気持ちを整理するだけが精いっぱいになってしまいます。
また、会社は「希望」「応募」してくれるまで面談を続けますので「中高年の危機」は長く続きます。
年収削減
コロナがこれほど広がり、会社の業績が悪くなるなんて想定していないですから、コロナ前に考えた「子供の教育」「家のローン」「老後の計画」といった生活設計がめちゃくちゃになってしまいます。
その結果「生活が苦しい」「蓄えができない」というお金に直結する問題になってきますよね。
病気
病気を発見したときは、病気を治すことで頭がいっぱいですが、治療が進んで行くに従って、復帰・復職後の仕事のことが気になってきます。
「席や仕事はあるのかな」「前の仕事から外されてしまうのかな」といった思いにとらわれてしまいます。
左遷
左遷の理由はいろいろありますよね。
自分の仕事のミスであったり、部下/上司のミスの責任を押し付けられた挙句であったり、職場、特に上司との人間関係で飛ばされたり。
今まで組織のために頑張ってきた人こそ「むなしさ」が心一杯に広がり、頑張る気力が急速に失われていく、この状態を「燃え尽き症候群」とも言います。
昇進しない、降格
何らかの理由によって「昇進しない、降格」になった人は、回りの見る目を気にするようになり、「恥ずかしい」「組織からいなくなりたい」という気持ちになっていきます。
テレワーク
テレワークでの中高年の危機とは、「人事評価が不透明」があると思っています。
テレワーク以前の評価は、成果を出せなくても「勤務態度がいい」「真面目に行動している」といったことで、それなりに「〇(まる)」をもらえていました。
しかし、テレワークになって上司が部下の「勤務態度が見えない」「行動がわからない」中で、どうすれば評価されるのだろうかといった不安が出てきます。
役職定年
ポストを外されて、モチベーションが上がらないという話はよく聞きますが、私が思うに今までは、部下の協力によって成果をだせていたのが、「一人で成果の出すやり方がわからない」ためでないかと考えています。
ジョブ型への移行
ジョブ型とは、ポストごとにジョブ(職務)の内容を「職務記述書」によって明確に定めて、そのポストを担えるスキルとキャリアを築いてきた人に、労働市場に見合った賃金を支払うやり方です。
したがって、「広く浅くのスキル」しかもっていない人、いうなれば「うりになる専門スキルをもっていない人」は働きにくくなるということです。
私が経験した中高年の危機とは
私の30数年のサラリーマン生活で数多くの中高年の危機にあってきました。
以下にいくつか紹介します。
【30歳】2年間の病気休職からの転籍
難病指定の病気で両脚を手術してリハビリ含めて2年間休職しました。
復職するにしても、当面は両松葉杖をつく必要があると先生に言われました。
会社は東京ですから、往復2時間の通勤は無理なので、私のこの会社でのキャリアはもう終わったと思ってました。それに、子供が生まれたばかり、妻は働いていませんでしたから、生活への不安が大きかったです。
ただ、思いかけず会社の計らいで、「できたばかりの会社だけど君のソフト開発の経験、科学技術のスキル」が生きるかもということで、広島の会社を勧めてくれて転籍することができました。
【40歳】プロジェクト解散 他部門に吸収される
企業の研究者を支援するソフトを作っていて、製品開発、販促、営業と月100時間の残業を2年間続け、社長賞を2年連続とって、会社からも評価された充実仕事人生でした。
しかし、おりからの平成不況(バブル経済の崩壊)を背景に、お客さまが研究にかける予算の削減により、プロジェクト縮小し、最後は解散させられ、別の組織に組み込まれてしまいました。
新しい組織に組み込まれたことによって、頑張れば頑張るほど仕事に成果がでて、それが認められて地位が上がっていくといった感じがなくなり、停滞感にさいなまれました。
上昇から水平飛行に以降するどころか、さらに下がっていく感覚を覚えています。このような感じを上昇停止症候群というそうです。
【50歳】上司に嫌われ左遷
50歳の時、私のプロジェクトの進め方が上司に嫌われ、上司を飛ばして上位上司と相談しながらプロジェクトを進めました。
このことが、上司の逆鱗に触れ、ある時呼ばれて「あなたを事業部長にすることはない。事業部から出て行って!行先は自分で探して」と言われてしまいました。
突然上司から左遷に近い人事異動を突き付けられ「事業部を会社で1番にするために、身を粉にして働いたのに、これまでの会社人生はなんだったんだろうか」といったむなしさに包まれ、頑張る気力が急速に失われた経験があります。
この状態を「燃え尽き症候群」というそうです。
【51歳】開発から人事へ
51歳の時、開発から人事への異動。自分にとっては役職定年といっしょです。人事の専門家でないから、一人で成果をだせるか心配だったです。
【番外】病気
30歳の時両足の手術をした以降、ずっと杖をついた状態で仕事していましたし、手術の際の輸血のせいで、C型肝炎になったり、自分の免疫で体を痛めつける病気になったりして、病気とは長いつきあいになりました。
入院した治療後は、前の仕事ができるか、ポストから外されるのでないかという心配がいつもありました。
私の中高年の危機の乗り越え方
たくさんあった私自身の中高年の危機の乗り越え方、脱出方法は、第一に「現実に折り合いをつける」第二に、自分自身の人生への思いや仕事に関する価値観を探す「自己理解」、そして最後に、自己理解を踏まえたうえでの行動を考え、目標、計画をたてて活動していきました。
中高年危機脱出相談サービスとは
中高年危機脱出相談サービスとは、私自身の経験を踏まえて、中高年の危機を抱えて悩んでいる方々に「乗り越え、脱出できる」ように支援するサービスです。支援する方法としては、以下のような3つのステップで進めていきます。
- 第1ステップ:今の気持ちを聞かせていただき、現実に折り合いをつけていただきます
- 第2ステップ:過去を振り返り、自己理解を深めながら、自己概念を探します
- 第3ステップ:目標、計画をたて、前に進む行動を支援し、フォローを行います
サービス内容
具体的なサービス内容は以下になります。ただ、一人ひとりにとっての中高年の危機は違いますし、乗り越えるための方法も変わってきます。
サービスでは、その人の個性や価値観を大事にした活動を提案し、支援していきます。
また、具体的な活動が始まれば、その活動の進み具合をみながらフォローもしていきます。
サービス形態
サービス回数と費用
サービスは上記のような3つのステップによって、進めていきますが、人によって進み方は違ってきます。
ステップ1に時間をかけたい人、ステップ3の自分自身のブランディングにあたっての活動に時間をかけたい方など様々です。
そのため、サービス回数を選択できるようにしています。
- 3回 25,000円(消費税込み)50分/回
- 6回 48,000円(消費税込み)50分/回
- 10回 80,000円(消費税込み)50分/回
- 任意 費用、回数は相談して決める
銀行振り込みになります。
契約期間
特典あり
- 『特典1:メール無制限 』契約期間中の相談メールは無制限で対応します
- 『特典2:動画コンテンツの提供』以下「50歳以降の働き方・・」動画コンテンツを提供します
【動画コンテンツ内容】
会社には定年という期限(法律では65歳)ある以上、期限を超えて働き続ける(例えば80歳)には、セカンドキャリア、サードキャリアを考えるのは当然のことになります。2019年12月に30名の方々に行った「50歳以降の働き方!失敗しないセカンドキャリアの準備、必要なスキルを伝授」というタイトルでZOOMを使ったオンライン講座(1時間)の動画になります。
「無料お試し相談」から「開始」までの流れ
無料お試し相談から開始までの流れは以下のようになります。
中高年危機脱出相談サービス事例
私が相談にのった方の相談事例は以下になります。
お話やメール相談によって、各自の危機を脱出することができました。
【脱出事例①】52歳 男性 食品メーカ 営業 管理職
【脱出事例②】48歳 男性 IT企業 SE 管理職
「事業部長に逆らったため、完全に干されています。同僚はだれも寄り付きません。そりゃ私を助ければ、事業部長から睨まれますからね・・・私はどうしたらいいのでしょう」
【脱出事例③】58歳 男性 IT企業 管理職
【脱出事例④】50歳 女性 信用金庫 一般職
「田舎の義理の母が認知症になって、介護が必要になっています。主人は、「私が介護休職を取って義母を見てくれ」と言います。しかし、私は、総合職への転換の試験を受けており、この機会を逃したくありません。どうしたらいいのでしょうか」
【脱出事例⑤】53歳 男性 機械商社 管理職
こんな悩み、ビジネスパーソンだったら、長い会社員生活ではありますよね。このような悩みが中高年の危機なのです。
もし、脱出方法に納得できなくても、見つからなかったりしても、話を聞いてもらえるだけでも、未来に向かう活力になります。
中高年の危機を感じている方は、是非、相談に来てください。