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【オフィスカジュアルの服装マナー】タブーを知って印象アップ!

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~人間関係構築プランナー~ 国家資格キャリアコンサルタント、日本マナー・プロトコール協会認定講師。 販売、ブライダル業を経験した後、インフラ企業で営業・研修実務・社内講師を務め、開業。3,000名を超える顧客や受講生と直に接し、人間関係の構築には「自分も相手も尊重する心」が重要であると実感。専門学校でマナーや就活に関する講義や企業でのキャリアデザイン研修、マナー研修などの傍ら、キャリアコンサルティングや自己理解支援、多田塾公認受験サポーター/受験対策(ロープレ)や多田塾公認相談員など活躍している。

「〇〇さん、とっても言いにくいんだけど…今日の服ちょっと派手じゃない?

突然上司から言われたあなた。

「え!す、すみません!」

とっさに謝罪したものの、その日の午後は服装が気になってなかなか仕事が進まないようですね。

「うーん、毎日スーツなら気にしなくていいんだけど…。」

「オフィスカジュアルって、そもそも正解がわからないわ…。」

確かに、セットアップされたスーツなら気が楽ですよね。

ただ、地球温暖化対策でクールビズやウォームビズなどを取り入れ、オフィスカジュアルを定番とする会社も増えています。

そこでここでは「オフィスカジュアルっていったい何が正解?」と悩むあなたへ “人間関係構築プランナー”ことマナー・プロトコール講師&国家資格キャリアコンサルタント@大川礼子が、オフィスカジュアルの服装マナーをお伝えいたします。

オフィスカジュアルって何?

「そもそもオフィスカジュアルって何?」

そう思っていませんか?

なんとなく、会社に行けるような服とは言われますが、その辺りが曖昧ですよね。

ここでは一般的な定義と、その一般的な定義に基づいた印象アップのポイントをお伝えいたしますね。

一般的な定義

結論からお伝えすると、オフィスカジュアルの言葉には、実は、明確な定義がないんです。

ただ、一般的には仕事の場面で着用するセットアップスーツを少しカジュアルにしたもの、として知られています。

とは言っても、やはりこの辺りが曖昧…。

そこで「ビジネスの場面(オフィス)を基本に、ほんの少しカジュアルをプラス」と考えてはいかがですか?

オフィスとカジュアルの配分としては、8:2~7:3くらい。

なぜなら、ビジネスの場面で着用することに変わりはありませんよね。

何より「お客さまや周りの方が仕事に集中できるような服装」であることが前提です。

実際によく着用されるのは、シャツの上からジャケットやカーディガンを羽織り、パンツやスカートを合わせたスタイルですよね。

気をつけたいのは、色使いや柄の有無。

企業によっても異なりますが、はっきりした色目や、大きく柄が描かれているもの、またアニメやキャラクターのデザインなどは、仕事以外であなたを目立たせてしまいます。

目立つことが悪いのではなく、「お客さまや周りの方が仕事に集中できるような服装」が、オフィスカジュアルの基本だと思ってくださいね。

印象アップのポイントは?

印象アップのポイントと言っても、あまりいろいろと考える必要はありません。

印象アップのポイント=身だしなみの基本だと考えてみてください。

なぜなら、カジュアルに崩せる範囲や、受け取り方は業種や職種によって異なります。

オフィスとカジュアルの配分が8:2~7:3だと考えると、印象アップのポイントも、身だしなみの基本が大切だということがわかりますよね。

ビジネスマナーにおける身だしなみの基本

ビジネスの場面で求められる身だしなみの基本は、「清潔」「上品」「控えめ」「機能性」の4つのポイントです。

あなたも、新入社員研修などで聞いたこと、ありませんか?

「そう言えば、聞いたかも…。でもそれは、スーツの時の話じゃないの?」

確かに、新入社員研修などで言われる身だしなみは、スーツを基本としていますよね。

ただ、何度もお伝えするように、オフィスとカジュアルの配分としては、8:2~7:3くらい。

印象アップのポイントは次の通りです。

身だしなみの基本から見る印象アップのポイント

「清潔」…こまめに手入れやアイロンがかけられている

「上品」…体型や、年齢・役職に合わせたデザイン、過度な肌の露出を控える

「控え目」…ベーシックな色合いや、パステルカラー、小柄のもの

「機能性」…ある程度のストレッチ感があり、動きやすい素材など

周りはもちろん、あなた自身も仕事に集中し、印象をアップさせるためにもポイントを覚えておいてくださいね。

服装のマナーはどこが基準?

「オフィスカジュアルって言っても、オフィスが基本ね…。何となくわかったかな。」

なんとなくイメージが湧いたあなた。

「でも、服装のマナーって、そもそも誰が決めたんだろう…?」

服装のマナーを誰が決めたのか、気になるようですね。

それではここで、服装のマナーについて「どこが発祥か?」「服装の基準は何?」という2つの観点からお伝えいたしますね。

洋装のマナーはどこが発祥?

洋装のマナーは、どこが発祥で、一体誰が決めたのか?

気になりますよね。

実は、イギリスが発祥なんです。

「え!イギリス?」

そう、驚きますよね。

洋装に限らず、マナーはもともと貴族社会の中で存在するものだったんです。

それが、17~18世紀にかけて階級社会が衰退し始めるとともに、ヨーロッパでは多くの革命が起こりました。

その結果、18世紀の終わりには一般社会にもマナーが広まりました。

ただ服装については、立憲君主制を維持し、階級社会を残すことになった「イギリス式」をヨーロッパの基準とすることが決まったんです。

「へえ、そんな理由があって、イギリスが基準に決まったのね…。」

「でも、それがなぜ日本にも広まったの?」

昔は“和装”と呼ばれる着物が日常の服装だった日本に、西洋の文化が広まったのは19世紀。

明治維新がきっかけで、西洋の文化が日本にも多く取り入れられ、私たちの服装も洋装に変わっていったんですよ。

服装の基準は何?

「へえ…、普段意識せずに来ている服装だけど、そんな歴史があるのね…」

今では当たり前のように着ている洋服も、歴史があると思うと面白いですよね。

「洋服がイギリス発祥っていうことはわかったけど、じゃあその基準は何なの?」

服装を選ぶ時の基準は、TPO。

あなたも、耳にしたことはありませんか?

「時と場所と、状況…だったかな?」

そう、それですね。

T=time(時間) P=Place(場所)O=Occasion(状況)

私たちが今、日常で着ている服装は、フォーマルやカジュアルといった“格”や、ビジネスやパーティーなどの“場面”など、いくつかに基準が分かれます。

ただいずれもTPOに応じた服装を選ぶことが大切ですなんですよ。

もちろん、あなたの年代や役職も考えながら毎日の服装を選んでくださいね。

オフィスカジュアルのタブーとは?

先日、上司に「服装が派手」と言われたことを気にしているあなた。

「もう少し早く知っておけば、上司に叱られなくても済んだのにな…」

「それでもまた、何か言われたらどうしよう…」

そうですね。

また同じことで注意を受けると、気分も落ち込みますよね。

そうならないためには、身だしなみの基本でお伝えした4つの基本を基準に考えると、タブーなものがわかります

ここでは、「オフィスカジュアルのタブー」について、「全体編」「トップス編」「ボトムス編」に分けてお伝えしますので、これから服装を選ぶ時の参考にしてみてくださいね。

全体編

最初は、オフィスカジュアル全体編におけるタブーから。

身だしなみの基本から見たタブー

「清潔」…素材に皺が寄っていたり、汗染みがついているもの

「上品」…肌の露出が多いものや、体のラインを強調したもの

「控え目」…ビビッドな色遣いや、大柄のもの、はっきりした柄物

「機能性」…デニムやレザーなど、カジュアルすぎる素材のもの

全体的に、清潔でさわやか、かつ上品さを持ったスタイルがOKだとわかりますよね。

トップス編

次にトップスのタブーについて。

OKなポイントは、性別に関わらずジャケットや襟付きのシャツを着て、オフィスらしさを残すこと。

反対にオフィスカジュアルにおけるトップスのタブーは次の通りです。

トップスのタブー

長袖の袖口を折っている(腕まくりしている)

深すぎる襟ぐりや、脇の下が大きく空いたもの

過度にビジューや飾りがついたもの など

かがんだ時や物を取る時にインナーが見えてしまいそうな服装だと、注意する側にも気を遣わせてしまいます。

自宅を出る際は、鏡の前でチェックしてくださいね。

オンライン編

テレワークなど、自宅といえども勤務中であることには変わりありませんよね。

オンラインで仕事を行なう時は、ついついカジュアルになりすぎることが多いので、基本的には会社に行く時と同じ服装を心掛けましょう。

また、軽めのジャケットや、カーディガンを羽織ることで、あなた自身がONとOFFの気持ちの切り替えがしやすくなるメリットもありますよ。

トップスに持ってくる色目はベーシックな紺や黒など、濃い目の色を持ってくることで、画面越しの印象が残りやすくなります。

ボトムス編

次にボトムスのタブーについて。

こちらも、全体編でお伝えしている点を中心に考えると、タブーなものがわかりますよね。

オフィスカジュアルにおけるボトムスのタブーは次の通りです。

ボトムスのタブー

丈の短すぎるパンツやスカート

ジャージ素材などカジュアルすぎるもの

反対に動きにくすぎるもの

スニーカーやサンダル・ミュールなど

また足元については、オフィスの場面では肌に近いベージュのストッキング着用が基本です。

ただ、パンツスタイルの場合のみフットカバーでも可能、という企業もあります。

あなたの会社や職種でのルールも確認しておいてくださいね。

オンライン編

よくあるのが、上半身だけは会社のスタイルなのに、うっかりスウェット姿の下半身が映りこんでしまった!という失敗談。

基本的には長時間座っても疲れない素材などが望ましいですが、見えないからと言ってスウェット素材のものなどはお勧めできません。

突然立ち上がったり、何かの時に見えたりすることを想定し、通勤する時と同じものを選んでくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

オフィスカジュアル=「ビジネスの場面(オフィス)を基本に、ほんの少しカジュアルをプラス」と考えることで、少しはわかりやすくなりましたか?

また、オフィスとカジュアルの配分としては、8:2~7:3くらい。

ただ、いずれにしても、あなた自身の体型に合っていて、かつ清潔さと上品さを兼ね備えていれば、それほど難しいものでもありませんよね。

スーツでもオフィスカジュアルでも、おしゃれは自分目線、身だしなみは相手目線です。

周りの方から信頼される服装で、毎日の服装を選んでみてくださいね。

あなたの人生が、より良い人間関係に基づいて、充実した毎日を過ごせるよう心から願っています。

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~人間関係構築プランナー~ 国家資格キャリアコンサルタント、日本マナー・プロトコール協会認定講師。 販売、ブライダル業を経験した後、インフラ企業で営業・研修実務・社内講師を務め、開業。3,000名を超える顧客や受講生と直に接し、人間関係の構築には「自分も相手も尊重する心」が重要であると実感。専門学校でマナーや就活に関する講義や企業でのキャリアデザイン研修、マナー研修などの傍ら、キャリアコンサルティングや自己理解支援、多田塾公認受験サポーター/受験対策(ロープレ)や多田塾公認相談員など活躍している。










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