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大学指定の履歴書がオススメ!新卒の就活生向け書き方アドバイス

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国家資格キャリアコンサルタント&大学非常勤講師&プロ着付士。京都生まれの京都育ち。大学卒業後、フリーターを経て、JR東海グループ企業に就職。次にカーディーラーのショールームレディーに転職。後、得意の接客力とパソコン知識を活かして大学の情報演習などの授業を担当する講師となる。自身の就職・転職の経験を活かし、大学生の就職サポートに力を注ぐ。相談対応数は延べ1000件以上。モチベーションアップにつながるような関わりを得意とする。【好きなもの】きもの、パンダ、ねこ、アロマ、朗読

就職活動において応募書類の中に履歴書がありますが、この書類は新卒の就活生だけでなく、既卒者や転職者も就職活動で必要なものです。

アルバイトの経験がある学生であれば、採用選考の時に書いて提出をしたことがあるでしょう。

しかし、履歴書には様々な形式がある為、新卒の就活生として適さないものもあります。

就活生の中には、どのような履歴書を作成すればよいか分からないといったことがあるかと思います。

そこで、私がオススメするのが各大学で独自に用意している履歴書を用いることです。

様々ある履歴書の中で新卒の就活生向けに最適なのが「大学指定の履歴書」なのです!

エントリーシートやOpen ESの作成をする前に、まずそのベースとなるものとして大学指定の履歴書から作成してみましょう。

それでは、キャリアコンサルタント@小畑京香オバタ キョウコが大学指定の履歴書をススメル理由とその書き方をわかりやすくアドバイスをさせていただきます。

大学指定の履歴書を使おう

新卒の就活生が就職活動において使用する履歴書は、市販と大学指定のどちらでも構わないのですが、私のオススメは「大学指定の履歴書」の方です。

それには理由があるのですが、そのことは後ほどお伝えします。

企業の中には、どの履歴書を利用すべきかを指示している場合がありますので、その場合は従う必要があります。

採用の募集要項に記載されていますので、注意してください。

では、以下に大学指定の履歴書をオススメする理由を4つお伝えします。

オススメする理由①項目が大学生向け

大学指定の履歴書は、市販の物とは異なり項目が大学生向けに構成してありますので、就活生が自己アピールをしやすくなっています。

具体的には、「研究課題または興味のある科目」「大学時代に力をいれたこと(頑張ったこと)」「私の特徴(自己PR)」「趣味」「特技」「資格」といった項目になります。

市販の履歴書とは違い、学生らしい項目があることで採用担当者も人物をイメージできます。

オススメする理由②大学内で入手できる

大学内で履歴書を入手できます。

大学によって有料であったり、無料であったりします。

有料の場合は、おそらく1枚20円くらいで販売しており、学内の文具売場や生協で1枚から購入することができます。

有料なことに不満を感じるかもしれませんが、用紙の質が一般的なコピー用紙よりも良いものを使っていますので、有料でもしかたがないですね。

無料の場合は、キャリアセンター(就職課)で入手することができますし、または大学のホームページからデータでダウンロードできるようになっている大学もあります。

履歴書を郵送する場合には履歴書と同じく、学内の文具売場や生協で封筒も1つ15円くらいで販売していますので、それも併せて購入しておくとよいと思います。

この封筒も一般に販売しているものとは違い、表面に大学独自の記入枠が用意されていて就活に適しています。

オススメする理由③大学の校章入り

大学指定の履歴書には、大学の校章や大学名が用紙の余白にプリントされていますので、応募者の身元も判明し安心感があります。

また、出身校がすぐにわかることで採用担当者の印象に残ることも考えられます。

少しでも就活を有利に進めるためにも大学指定の履歴書を使い、上手に自己アピールをしていきましょう。

オススメする理由④エントリーシート作成のベースになる

大学指定の履歴書の作成がエントリーシート作成のベースになります。

企業独自の応募書類にエントリーシートがありますが、その項目と重なる項目が大学指定の履歴書の中にあります。

例えば、「研究課題または興味のある科目」「学生時代に力をいれたこと(頑張ったこと)」「私の特徴(自己PR)」がそういった項目です。

就活の本番前の早い段階で大学指定の履歴書の作成に取りかかり、作成のポイントを掴んでおくことで、本番の就活をスムーズに進めることができます。

大学のキャリアセンターで練習用として用紙コピーを入手できる場合がありますので、センターの受付や面談担当者に確認してください。

履歴書の添削については、大学のキャリアセンターを積極的に活用してくださいね。

履歴書の作成について

大学のホームページからダウンロードできるデータが用意されている場合は、パソコンから直接文字を入力できることもありますが、基本的には手書きで作成することがほとんどです。

手書きで作成する履歴書は、細かい部分まで注意を払う必要があります。

アドバイス①全体的なバランスが大切

手書きで作成する履歴書は、全体的なバランス・レイアウト等の見た目も大切です。

見た目が整った履歴書は採用担当者の印象に残ります。

文字は上手にこしたことはありませんが、下手であっても一文字一文字を丁寧に書き込みましょう。

個人情報欄の「名前」の文字は他より少し大きめで書き込みます。

それ以外の文字は一定の大きさに整えて、雑にならないように書き込んでいきましょう。

「大学時代に力を入れたこと(頑張ったこと)」「私の特徴(自己PR)」等の項目は、一行約40文字くらいが目安となります。

横罫線が入っていない履歴書の場合は出来上がりをきれいにする為に、まずは下書きとしてシャーペン(鉛筆)で等間隔の横線を入れてから、その線に沿って文字を書き込みましょう。

全て書き終えたら、最後にシャーペン(鉛筆)の下書き線を跡が残らないように消すことで、文字が整って見えます。

アドバイス②履歴書用の写真も気を抜かない

履歴書に使用する写真にスピード写真(セルフ撮影)は適しません。

印象面はとても大切! 写真の仕上がりが良いにこしたことはありません。

コストはかかりますが、写真館で撮影した写真を用意しましょう。

スピード写真と写真館の写真とでは仕上がり具合が全く違いますし、採用担当者の印象が良いのは写真館で撮影した写真の方です。

写真館で撮影する場合は取り直しがききますし、パソコン画面で写真を確認しながら何十枚もの写真の中からカメラマンと相談して写りの良い物を選ぶことができます。

そして、デジタルデータですので画像の修正をすることもできます。

キャリアセンターで大学指定の写真館があれば大学の割引価格があり、コストを抑えることができます。

あるいは、大学独自で学内で就活用の写真撮影会をすることもありますので、大学からのお知らせメールや大学ホームページの掲示連絡には敏感になっておいてください。

アドバイス③伝えたいことは何かを意識する

履歴書は自己をアピールする(自分を企業側に売り込む)ためのツールです。

自分が営業マン(=売り手)となり、自分自身(=商品)を企業側(=買い手)に売り込み、一緒に働きたいと思うよう(=買う気)にさせなければいけません。

自分自身がいかに企業側にとって必要であるかを伝えていくことが大事なのです。

記入項目の「大学時代に力をいれたこと(頑張ったこと)」や「私の特徴(自己PR)」を作成する時に重要となるのは、「何を」「どのように」等の具体性の部分です。

具体性の部分には、自身の思考特性(捉え方、考え方、思い)や行動特性(工夫、取り組みの内容)がわかるような書き方をする必要があります。

自分自身のどういった点を伝えたいのか、「自分らしさ」「人となり」を意識して文章を作成しましょう。

文章の中に自身の経験の話を入れて、読み手が就活生の人物像をある程度イメージできるようにしましょう。

履歴書の上手な書き方

履歴書を作成する時、「最後まで読んでもらえる文章にする」ということが大切です。

何を当たり前のことを言っているの! どれも必ず読んでもらえているんじゃないの? と思っている方も多いのではないでしょうか。

いえいえ、そうとも限りません。

採用担当者は多くの履歴書に目を通さなければならず、その時間も限られています。

興味が持てないものについては、読み飛ばすこともよくあることなのです。

せっかく一生懸命に作成した履歴書であっても、採用担当者が読む気を起こさなければ、それは無意味に終わってしまいます。

そこで、オススメするのがPREP法(プレップ法)とSTAR法(スター法)です。

要件を伝えることや文章を書くことが苦手と感じている人は、まずはPREP法とSTAR法の考え方や文章構成に慣れていきましょう。

PREP法(プレップ法)とSTAR法(スター法)とは?

これらの構成で文章を書けば、採用担当者に最後まで読んでもらえる、簡潔で説得力のある文章にすることができます。

PREP法(プレップ法)とは

PREP法はビジネス文章やプレゼンテーションなど、わかりやすく簡潔に説明する場面でよく使われる文章の形式です。

PREPは
「①Point:要点」→「②Reason:理由」→「③Example:具体例」→「④Point:要点」の頭文字から出来ています。

STAR法(スター法)とは

STAR法はPREP法と同じく、簡潔でわかりやすい文章を展開するための方法です。

STARは
「① Situation:状況」→「② Target & Task:目標・役割」→「③ Action:行動」→「④ Reslt:結果」
の頭文字から出来ています。

就活生の皆さんには、論理的思考力としてPREP法とSTAR法をぜひ身に付けてもらいたいですね。

「自己PR(特徴・強み)」はPREP法の構成で書く

自己PRでは、具体的に「自分にはこういう良さがある」「良さを活かしてこういった仕事をしたい」「志望企業で働くことによって、こうした成果を出せる」といった内容を書いていかなければなりません。

そこで、次のような構成で書き進めます。

① Point(要点)

最初に、まず結論(自分の特徴:強み)を伝える

出だしが肝心!

文章の初めに要点としての結論を伝えて、読み手の気を引きましょう。

② Reason(理由)

「なぜなら・・・」と結論に至った理由(どのような過程ではぐくまれたのか、何をきっかけにして変化したのか)を伝える

最初に伝えた結論を読み、読み手は「なぜ?」「どうして?」と思うわけですから、その気持ちに対して理由をシンプルに伝えて下さい。

その特徴が培われた場面や発揮した場面を思い起こす!

③ Example(具体性)

「例えば・・・」と結論に至った理由を具体例(〇〇〇〇の経験)を用いて詳しく伝える

その根拠を立証できるようなエピソードを交えて、より具体的に伝えていきます。

特徴を最もよく表している具体的(典型的)なエピソードを引き出す!

④ Point(要点)

最初に言った結論について理由や具体例を踏まえた上で、最後にもう一度伝える

この強みを活かして〇〇〇したい、この強みが貴社の〇〇〇で活かせる、といった具合に自身の特徴を最後にもう一度アピールします。

その特徴をどのように社会に活かし伸ばしていくのか!

入社後に活躍する姿を想像して、未来の自分についてもアピールできるといいですね。

このようにPREP法を意識して文章を組み立てて伝えていくことで、読み手も理解しやすくなります。

「大学時代に力を入れたこと」はSTAR法の構成で書く

学生時代に力を入れたことでは、STARの構造を取り入れて書くと読み手にも伝わりやすい文章になります。

「最も! 」力を入れたことを意識して題材を考える、伝えていくことができると良いですね。

① Situation(状況)

最初に結論先行(何をやったのか)、その時の状況や背景を伝える

自分が力を入れて取り組んだ活動名や概要をまず伝えましょう!

② Target & Task(目標・役割)

自分が解決しようと思った課題や取り組もうと思った目標、役割を伝える

読み手は「なぜ?」あなたがその活動に一生懸命に取り組んだのかを知りたい。

そこには自分が解決しようと思った課題や取り組もうと思った目標や役割があったから、と伝えていきましょう!

③ Action(行動)

その課題解決や目標達成のためにとった具体的な行動について伝える

その対処の為に自分が何を思い、どう考え、どのような工夫や取り組みをしたのかを伝えましょう!

行動の部分は、相手に対して働きかけたことやチームで取り組んだこと等が望ましいですね。

ただし、活動内容に隔たりすぎないように注意して下さい。

④ Reslt(結果)

その結果、どういう成果を生み出したのか、そして自分の学びや成長も伝える

働きかけや取り組みをした結果はどうであったのか、そこには成果や成長があったのか、読み手は気になるところです。

この経験を通しての学びは何か? 仕事に通じる「気づき」であるべきてす。

最後に文章の結びとして、周りへの影響や人間的な成長について簡潔にまとめましょう!

まとめ

市販のものを使用しなければいけない理由がない限りは、大学指定の履歴書を使用するのがオススメです。

それは、学生に特化した項目になっていたり、学校のマークが入っていたりするからとお伝えしました。

履歴書は就職活動に欠かすことのできない書類で、自分自身の分身でもあります。

企業の人事の人に「ぜひとも会いたい」と思わせる履歴書にするために、しっかり自己表現をしてあなたの「人柄」や「今後の可能性」についてインパクト良く伝えることが出来るといいですね。

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国家資格キャリアコンサルタント&大学非常勤講師&プロ着付士。京都生まれの京都育ち。大学卒業後、フリーターを経て、JR東海グループ企業に就職。次にカーディーラーのショールームレディーに転職。後、得意の接客力とパソコン知識を活かして大学の情報演習などの授業を担当する講師となる。自身の就職・転職の経験を活かし、大学生の就職サポートに力を注ぐ。相談対応数は延べ1000件以上。モチベーションアップにつながるような関わりを得意とする。【好きなもの】きもの、パンダ、ねこ、アロマ、朗読










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