ダメ人間をおさらば!変わりたい人がやるべき5つの脱却方法!
すぐに飽きてしまう。すぐに諦めてしまう。いつも先送りしてしまう。
ダメだとわかっていても負のサイクルから抜け出せない・・・
そんなダメ人間から脱却して、新たな自分に変わるための心の持ちようを探ります。
いまは「子供は褒めて育てろ」とさかんに言われていますが、私が子供の頃は、そのような教えは一般的でなく、親は子供を厳しく育てるのが当たり前の時代でした。
小学生の頃から、勉強を一所懸命頑張って、テストで100点取っても「あたり前」「それがどうした」と言われ、さらに頑張っても、同じことの繰り返し。
褒めて貰えずに育った子供は、自己肯定感が低く、常に自分にダメ出しをするダメ人間に育ってしまったのです。
そんなダメ人間が、どうしたら自分を変えて、幸せをつかめるのでしょうか?
ナビゲートは、世界で一番有名なキャリアアップの変身物語の主人公“シンデレラ” と共に、国家資格キャリアコンサルタント@上松笑子がお伝えします。
ダメ人間をおさらばするためには心の持ちようが大事!
今思えば、親もテストで満点を取った子供に対して、内心は喜んでいたのかもしれません。
照れくさくて素直に「よくやったね」と言えなかったのかも。或は、もしかたら親もその親から同様に言われて育ち、褒め方を知らなかったのかもしれません。
それに「子供は褒めて育てろ」という本がベストセラーになる位ですから、きっと日本社会全体に同様な問題が起こっていたのでしょう。
子供は社会全体の宝もの。世の中のお父さん、お母さん、是非、子供は褒めて育ててくださいね。
もしあなたがダメ人間になってしまっていたとすると、それは自我が確立する前に、周囲の影響を多大に受けてしまったのです。
さあ、どうしましょう?
一言で言えば、あなたの心の持ちよう一つです。
5つの観点からヒントをお伝えしていきますね!
【ダメ人間から変わるための脱却方法①】諦めない!
ひとつの物事を始めたら、やり尽くしたと思うまで継続し諦めない姿勢が大切です。
”石の上にも三年”といいますが、社会に出れば、ほぼ自分の思い通りには行きません(そもそも、自分の思い通りって何でしょうね?)
放り出したくなる気持ちも十分にわかります。
ただ、与えられた環境の中でまずは精一杯やってみましょう。
そうでないといつまでたってもダメ人間から脱却できなくなってしまいます。
「こんな単純作業なんて、やってられないわ!」「毎日三度三度の食事作り、めんどくさい!」「外周りして営業して頭下げても契約なんて取れっこない!」と思ってるあなた。
どんな仕事にも意味があり、忍耐強く取り組んでいるとその意味は時間をかけてやがてやりがいに繋がってきます。
辞めることは簡単ですが、辞め癖がつくと、転職を繰り返す、人間関係でも離別を繰り返すことになり兼ねません。
向かない仕事はさっさと見切りをつけて方向転換した方がよいという考え方もありますが、短絡的に決断しないようにしましょう。
一度始めたことは、好き嫌いに関わらず、よほどのことがない限りコンプリートするまでやると「やり遂げた」という自信に繋がります。
元は裕福な家庭で両親に愛されて育ち、幸せな子供時代を過ごしましたが、母親を亡くし、継母と暮らすようになります。その後父親も亡くなり、継母や義妹達からいじめられ、使用人のように扱われて「灰かぶり」の意味のシンデレラと呼ばれました。しかし、シンデレラは見すぼらしい姿をさせられ、使用人として扱われても、逃げ出すことをせず、決して諦めませんでした。
【ダメ人間から変わるための脱却方法②】待ち姿勢はダメよ!
とは言え、漫然と待っていても、 誰もあなたのことを考えてくれません。
あ、誤解しないでくださいね。あなたのことをナイガシロにしてるのではありません。
あなたのことを一番知っているのはあなた。自分のことは自分で考えて、主体的に動きましょう!
小さなことでいいから自分から一歩動いてみる!
では、どうすればいいのでしょうか?
家庭も、仕事も、受け身ではなく、小さなことでいいから自分から一歩、言われる前に自分の頭で考えて、行動してみましょう。
- いつものお料理に、喜んでくれる家族の顔を思い乍らレシピを工夫してみる
- 友達から誘われるのを待っているのではなく自分から誘ってみる
- お誕生日には自分からメールしてみる
- 仕事では、先回りして段取りよく仕事が回るように、言われる前に資料を作ってさりげなく提示する
日常生活の全ては人と関わって成り立っています。先に先に行動することが大事です。
実際は、やってみても望まれていないと、無駄な徒労に終わることもあるかもしれませんが、めげないで意識してやり続けましょう。
すると「ああ、○○さんって(ダメ人間かと思ってたけど)こんなに気が利く人だったのね」とじわじわと影響力が増していきます。
お声がけしてくれるのを待つのでなく、気負うことなく、さりげなく、自分からの情報発信を続けましょう。
シンデレラは毎日一生懸命、掃除に洗濯に取り組んで、家をピカピカにします。手を抜くことだって出来たはず。そして、魔法使いのおばあさんによって一夜限り変身して舞踏会に行くチャンスを得ます。前向きに主体的に行動するそんなシンデレラだからこそ、次に幸運が舞い込むのです。
【ダメ人間から変わるための脱却方法③】いま持っているものを捨てる!
私たちの日常は成功体験と失敗体験の積み重ねです。
新たなことに取り組むと発見がありますよね。成功の過程や、失敗を成功に変えていく過程も、発見の連続です。
しかし、同じことをいつまでも続けていると、ルーティンワーク化し、黙っていてもこなせるようになります。
ルーティンワークは、業務効率化が次の課題となり、業務改善の過程では発見や気づきが多くあり、知見やノウハウが蓄積できます。
他にも応用できるようになり出来る範囲も広がって、最初に比べるとすごい進歩です!
マンネリ化の向き合い方
その改善された業務をずっと行っていると・・・次にくるのはマンネリ化です。
同じことを繰り返していると、新しい発見が無く成長がありません。こなせる量はどんどん増えますが、質的向上がありません。
ぬるま湯につかっていると、身体がふやけてしまいます。満杯のコップにこれ以上の水は入りません。
次のステップに進んで、自分が変わり、成長する為には、いま持っているものを手放しましょう。
スリムになり、新しいモノを受け入れられる余地を先に作ります。
ある種の断捨離で、相当スッキリすると思いますよ。
@上松笑子の断捨離経験
私は、仕事も面白いし、人間関係もよい職場に10年もいてしまいました。所謂ゆるベテランのおばさん(笑)です。
マンネリを感じるヒマが無いほど色々な仕事をやりましたが、どんな仕事も10年すれば、少々難題が来てもこなせるし、脳みそを使わなくても仕事が出来る楽チンな状態となります。
定年まであと数年となり、普通ならそのまま安泰と安定を選ぶところ、私は会社の中で異動を希望しました。
今持っているものをいったん捨て、解き放って、新たな一歩を踏み出そうとしています。
継母や義妹にいじめられたシンデレラ。捨てるモノは無かったかもしれないですが、それでも現状の小さな幸せにしがみついて変えられない人が多い中、今の生活を捨てる覚悟があればこそ、次に進めるのです。
【ダメ人間から変わるための脱却方法④】チャンスをゲットしよう!
そうしてチャンスが巡って来たら、迷わず把みましょう。
チャンスは偶然やって来る場合が多いです。
チャンスはふらっとやってきます!
ウェストサイドストーリーの作曲者として有名なバーンスタインは、1943年秋に25歳の時、当時の大指揮者ワルターの病気降板時に代役でニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団を指揮して大成功をおさめたことがきっかけとなり、世界的な指揮者となりました。いきなりの大舞台、しかもお客はワルターの名演を期待しており、失敗したらその後の指揮者生命にかかわります。
小沢征爾も同様です。1964年に29歳の時、シカゴ交響楽団の指揮者が急病となり、ラヴィニア音楽祭の数日前に音楽監督として招聘され大成功をおさめました。その後の彼の栄光は日本人なら知らない人はいないでしょう。2人の音楽家の例を挙げましたが、芸術やスポーツ、文化や経済、政治、また私たちのささやかな日常でも同様のケースは溢れています。
この時に、この課題をどう捉えるかが、運命の別れ道です。
- 成功に向けて全力でトライしてみる
- 失敗したら自分の将来がダメになるから辞退する
- 何も考えないで来るものは拒まずでただやるだけ
同じ状況で、電話がかかってきたら、あなたなら、1~3のどの道を選びますか?即断即決が必要です。
お声がかかった時に、躊躇なく引き受ける、そのための実力を養っておきましょう。
自分で自分の枠を引かない、卑下しない。あなたはチャンスをゲットしてもよいのです。
小さなチャンスが巡って来た時、自分の心に素直にしたがって、迷わずゲットしましょう。
小さなチャンスの積み重ねが成功体験となり、より大きなチャンスを引き寄せるのです。
王子との舞踏会でのダンスを申し込まれた時、迷わず、踊り出しました。その時、王子を断っていたら? 物語は別の人の物語になっていたことでしょう。
クランボルツの計画された偶発性理論
計画された偶発性理論(英語: Planned Happenstance Theory)とは、スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授らが提案したキャリア論に関する考え方。個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される。その偶然を計画的に設計し、自分のキャリアを良いものにしていこうという考え方。
出典 wikpedia
【ダメ人間から変わるための脱却方法⑤】他人を赦す(ゆるす)!
実写版のシンデレラの映画で、特に印象深いシーンがありました。
ラスト近く、シンデレラがガラスの靴の持ち主とわかり、王子と共に、自宅を去る際、継母に向かって「あなたを赦します」と言います。
継母を恨んで告発することだって出来るのに、相手を認め赦す。その気高い精神力、心の持ちようにとても感動しました。
私も、そうありたい! 人間関係は、よい思いをすることよりも、ツライ思いをすることの方が多いかもしれません。
ダメ人間になるキッカケとなった数々の人達を「赦す」。
ああ、そう思うとなんと心が晴れやかになることでしょう。いつまでもワダカマリを持つよりも、赦してキレイさっぱり忘れてしまいましょう!
他人を認め、赦すことが出来たら、初めてその人を超えることが出来るのです。
「あなたを赦します!」と長年いじめられてきた継母を見て伝えます。私たちも、そんな広い心が持てたらいいですね。
まとめ
自分を変えるのは、案外簡単です。あなた自身の心の持ちようを変えればよいのです。根に持つタイプの方は、引きづらないこと!
根明を心がけ、どんな時も自分を信じましょう! そうすれば、自ずと自己肯定感が高くなります。
心が変わったら、顔が変わります。女性も男性も笑顔が素敵になります。鏡の中のあなたは、以前のあなたとは別人のように、幸せそうに笑顔で笑っています。「テクマクマヤコンテクマクマヤコン、○○にな〜れ。変身!」ダメ人間から脱却したあとの自分に変身してみましょう。解く魔法は、「ラミパスラミパスルルルルル〜」魔法を解いてもあら不思議、ダメ人間から脱却したあなたは、すでに新しい自分に変わることに成功していたのです!
王子さまに選ばれるガラスの靴はシンデレラの象徴です。
あなただけの魅力 = ガラスの靴 を見つけましょう!