【リモートワーク体験談】メリットとデメリットは?仕事と子育ての両立の実際!
実は、私、4月からリモートワークをしています。
リモートワークを始めるきっかけは、4月から末っ子が1年生になったから。
いわゆる「1年生の壁」ってやつです。
いろいろ悩んで、会社に相談して、リモートワークの道を選びました。
最近、リモートワーク、在宅勤務、テレワークってよく耳にしませんか?
細かい違いはあるにしても、毎日会社に通勤して仕事するのではなく、自宅等でも仕事をすることです。
「仕事と子育ての両立には有利と言うけど、本当かな?」
「やってみたいけど、実際、どんなものか分からないので不安」
など、ワーキングマザーの皆さんの中でも、リモートワーク等をしてみたいな、でも不安、と思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、国家資格キャリアコンサルタント・社会保険労務士である@渡邉円が、メリットやデメリットを確認し、私自身の体験をふまえながら、リモートワークについてご紹介します。
在宅勤務、リモートワーク、テレワークって?
まずは在宅勤務、リモートワーク、テレワークについてご紹介します。
どの働き方もICT(情報通信技術)を利用し、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方ですが、イメージとしては、テレワークの中にリモートワークが、リモートワークの中に在宅勤務がある感じです。
事業主と雇用関係にある労働者が情報通信機器を活用して、労働時間の全部又は一部について、自宅で業務に従事する勤務形態(厚生労働省)
ポイントは、
- 事業主と雇用関係にある労働者が対象なところ
- 自宅で業務に従事するところ
です。
ほぼ在宅勤務と変わりありませんが、自宅やレンタルオフィスなど、会社から離れた(リモート)場所で業務を遂行する勤務形態
ポイントは
- 事業主と雇用関係にある労働者が対象なところ
- 自宅やレンタルオフィスなどで業務に従事するところ
です。
ICT(情報通信技術)を利用し、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方(総務省)
主な形態は、雇用型と自営型に分かれています。
☆雇用型:企業に勤務する被雇用者が行うテレワーク
- 在宅勤務 自宅を就業場所とするもの
- モバイルワーク 施設に依存せず、いつでも、どこでも仕事が可能な状態なもの
- 施設利用型勤務 サテライトオフィス、テレワークセンター、スポットオフィス等を就業場所とするもの
☆自営型:個人事業者・小規模事業者等が行うテレワーク
- SOHO 主に専業性が高い仕事を行い、独立自営の度合いが高いもの
- 内職副業型勤務 主に他のものが代わって行うことが容易な仕事を行い独立自営の度合いが薄いもの
ポイントは、
- 企業に雇われる従業員だけを対象にしたものではないところ
- 自営で場所を固定せずに事業を行う個人事業主も対象としているところ
です。
私は、企業に雇われている従業員であり、会社や自宅、時にはカフェ等で仕事をしています。
ですので、リモートワークという働き方になりますかね。
体験談から検証!リモートワークのメリット
では、リモートワークのメリットを私自身の体験談を交えながらご紹介します。
- 通勤時間の短縮
- 業務に集中しやすい
- 子どもの体調不良時にすぐに対応できる
メリットは上記のとおり。
ちょっと見ていきましょう。
通勤時間の短縮
何といってもこれが一番のメリットです。
必ず誰もが通勤時間ってありますよね。
片道30分だと往復で1時間。
週5日勤務の場合、1か月で約20時間使っています。
年間で考えると240時間。
この時間が無くなると、大きいですよね。
私は、通勤時間が片道1時間ほどでしたので、1日2時間の短縮です。
ワーママは、やることがいっぱい
ワーママの皆さんは、朝起きてからも家に帰ってからも時間に追われていませんか。
1日2時間の通勤時間が短縮できたら大きいはず。
私は、朝起きてから洗濯を回して外に干すのが理想ですが、時間がない時は乾燥機へ直行です。
乾燥機のスイッチを押して出勤していました。
電気製品を付けたまま夕方まで誰も帰ってこないって、機械の故障などで火事になったらどうしよう・・・と危惧していました。
在宅勤務の日だと、いつもよりプラス2時間あります。
朝は洗濯をゆっくり干せるし、玄関の掃除や庭の掃除まで。
乾燥機を使っても、家にいるので問題なし。
夕方もゆっくり夕食の準備ができ、いいこと尽くしです。
業務に集中しやすい
会社で作業をすると、電話が鳴ったり、話しかけられたりしませんか。
その都度、手を止めることになるので、作業効率が悪いです。
私の会社では、各自のPCにSkypeで話せる環境になっており、離れている場所でも、Skypeでいつでも会社のスタッフと話しができます。
必要な時に話すことが出来るので、基本的には静かな環境で仕事を進めれます。
私自身の感覚ですが、リモートワークを始めてから、生産性がアップしました。
子どもの体調不良時にすぐに対応できる
もしも子どもが急に熱を出して、保育園や学校から連絡が入った時、通勤時間が長いと体調の悪い子どもを待たせてしまいますよね。
自宅で作業をしていたら、そんな時もすぐに駈けつけることが可能です。
ママにとっても、子どもにとっても嬉しいですよね。
災害時にもすぐに対応
私は奈良に住んでいるのですが、大阪の勤務先に行くには、電車で長いトンネルを越えないと行けません。
2018年6月に起きた大阪府北部地震では、電車が止まりました。
この時はまだ出勤前だったので、自宅にいましたが、勤務時間に大きな災害が起きて大阪から奈良の自宅に帰れなくなっていたら、子ども達の事を考えると・・・。
この地震をきっかけに、今後の働き方について考え始めました。
今は、リモートワークを始めたので、不安が軽減しましたね。
体験談から検証!リモートワークのデメリット
- 運動不足になる
- コミュニケーション不足になりやすい
- 勤務時間の管理がしにくい
デメリットは、上記のとおりです。
見ていきましょう。
運動不足になる
通勤していると家から勤務先まで移動する間、何かしら動いていますよね。
在宅勤務だと家の中をウロウロするだけなので、動いているようで全然運動量が違います。
勤務していた頃は、1日7,000歩は歩いていました。
今では全然動かないと1日3,000歩ほど。
リモートワークを始めて半年経ち、すごく肩こりするし、腰も痛いしで。
これは良くないな、と思いはじめました。
そんな折、こちらのNowjob代表である多田先生から、肩甲骨ストレッチを教えていただきました。
すっごく簡単なのに、1週間続けると、肩こりが楽に。
ネットで検索すると動画が見つかりますので、ぜひトライを。
コミュニケーション不足になりやすい
先ほどSkypeで日々連絡できる、とお伝えしましたが、やはり職場で働いているとちょっとした事でも声を掛けやすいですが、リモートワークをしていると本当に用事のある時になってしまいます。
連絡事項が漏れていたりすることもあり、疎外感が生まれる場合があります。
話しかけられないと生産性は上がりますが、組織で働く以上、適度にコミュニケーションをとる必要があります。
SkypeやZOOMなどのオンラインソフトをうまく使いたいですね。
勤務時間の管理がしにくい
リモートワークっていつ仕事をスタートして終わっているのか、なかなか見えにくいものがあります。
業務を開始する時、終わる時に、上司にSkypeやZOOMで連絡をし、勤務時間を明確にすることが必要ですね。
【リモートワーク】仕事と子育ての両立には有利?
結論から言って、有利だと思います。
メリットのところでもお伝えしましたが、通勤時間をゼロにできることから、時間の有効活用でき、体力面でも、ワーク・ライフ・バランスの面でも、良い方向に向いています。
私自身もリモートワークを始めてから、生活の時間にゆとりができ、子どもと接する時間が増えました。
厚生労働省は、従業員の仕事と育児・介護の両立のために、テレワークを活用している企業の好事例集を平成26~28年の3年間にわたって発表しています。
テレワーク活用事例 -仕事と育児・介護の両立のために—(厚生労働省)
この事からも分かるように、今後はどんどんテレワークが増えていくでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
テレワークという働き方は、従業員、企業、社会にとってメリットがあるといわれています。
もし、今はお勤めの会社に在宅勤務制度がない場合であっても、今後制度化される可能性は充分にあります。
子どもとの時間を大切にしたい、でも仕事も頑張りたい、というママ。
制度にはないけど、在宅勤務をしてみたいと会社に伝えてみるのもOKではないでしょうか。
私も、社内でリモートワーク第一号です。
不安な部分もたくさんあると思いますが、やってみて考えるのもOKだと思います。
この記事で少しでも不安が軽減されたなら、嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
一緒に子育て頑張りましょうね☆