国家資格キャリアコンサルタント集団が斬る仕事論

慣れない在宅勤務と子供休校でストレス一杯!簡単実践イライラ解消法

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国家資格キャリアコンサルタント。社会保険労務士。労務相談、助成金申請、給与計算、社会・労働保険手続き等を担当。困ったことを気軽に相談できる社会保険労務士を目指し、経営者の皆様が事業に専念できるよう心掛けています。また、雇用助成金を活用し、訓練や研修の充実、正社員転換等のキャリアアップ、育児休業復帰後のプログラム、新規採用などを提案。社内の環境を良くして、社員がいきいきと働いている会社にすることが経営者にとって喜びではないかと考えています。

全国に緊急事態宣言が出てから約1ヶ月半。

コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、在宅勤務をされている方、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

以前にリモートワークの記事を書かせていただいたのですが、その時とは状況が違って、学校が休校になり、子どもが家にいる中で仕事をするっていうのは、なかなかしんどいものです。

普段では何でもないことなのに、ちょっとしたことでイライラしたりしていませんか?

我が家も子どもが3人おり、私もそうなのですが、「自分の思いどおり」にならないからイライラしてしまうんですよね。

今回は、以前の記事も盛り込みながら、社会保険労務士有資格者、国家資格キャリアコンサルタントの@渡邉円がイライラ解消法についてご紹介します。

慣れない在宅勤務?子供の世話?イライラの原因は何?

何事でも、新しいことを始めるとストレスに感じるものです。

いくつかの原因を下記に挙げています。

ご自身が「何をしている時(した時)にイライラするか」を振り返ってみましょう。

原因1 慣れない在宅勤務

コロナをきっかけに、在宅勤務をスタートさせて、慣れない環境で仕事をするのはなかなかしんどいものです。

在宅勤務してから、

  • 「通勤時間の歩く時間がなくなり、運動不足になってしまった・・」
  • 「Skypeなど必要な時には連絡は出来るけど、ちょっとした話が出来なくなり、コミュニケーション不足を感じる・・」
  • 「勤務時間は17:30までだけど、家にPCがあるからついついメールが来ていないか気になり、勤務時間の管理がむずかしい・・」

など、在宅勤務ならではのストレスがあるのではないでしょうか。

原因2 学校の休校による子供の世話

全国的に3月の初め頃から緊急事態宣言が解除されるまで、学校の休校が続いています。

これまで一番長いお休みである夏休みでさえ、親にとってみれば憂鬱と思っていたのに、かれこれ3ヶ月近く家にいると、イライラすることもしばしば。

  • 朝、起きない
  • 学校の課題を計画的にしない
  • 気がつけばゲームやテレビなどを見てダラダラしている

もう、キリがないくらい、毎日イライラしちゃっています(私は)個人的には、お昼ごはんを準備することが一番かもしれません。

自分だけなら、ササッと済ませてしまうことも、子どもには栄養とか考えたいですよね。

でも、仕事もあるし、昼休みの時間も決まっている。

栄養をしっかり考えてくださっているお給食のありがたみをこんなに感じたことがないくらい、今は給食再開を待ち望んでいます。

原因3 慣れない在宅+子供の世話

この2つを組み合わせたものが、イライラの原因として一番多いのではないでしょうか。

慣れない職場でも、自分1人なら何とか試行錯誤しながらやっていく。

子どもがずっと家にいても、仕事をしていなかったら、大変だけど何とかやっていく。

しかし、在宅で仕事をしていて、子どもの世話もして・・・となると、体ひとつではなかなか大変なもの。

「集中して資料を作成したいのに、子どもが話しかけてくる・・・」

在宅勤務中であれば、日常茶飯事ですよね。
自分では「こうやりたい!!」と予定していても、出来ない。

思いどおりできないから、イライラしてしまう。

自身のイライラを振り返ることで、解決法が見つかりやすくなりますので、ぜひやってみてくださいね。

【ストレス軽減】イライラ解消法3つ+番外編

イライラの原因がわかったところで、解決法を3つご紹介します。

「できないこと」ではなくて「できる」ことを探す

仕事もして、子どもの面倒も見て、というのは、早々出来るものではありません。

・お昼ごはん、栄養のあるものを作れなかった → お昼ごはんをみんなで楽しく食べられた
・午前中にしようと思っていた仕事が終わらなかった → 午前中、仕事の問題点をみつけることができた

このように、「できる」「できた」ことを探すと気持ちも穏やかになってきます。

「完璧を求めすぎないこと」がコツかもしれません。

子どもと一緒に適度な運動

私たち親には親の思いがあり、思い通りできないとイライラとしてしまいますが、子どもも学校が突然休校になり

  • 友達に会えない
  • 外で思いっきり遊べない

など、我慢を強いられており、ストレスが溜まっています。

さらに親のストレスやイライラが、子どもにも伝わっています。以前の記事にも書いたのですが、在宅勤務になると運動不足になりがちです。

そこで、勤務時間終了後、子どもと一緒に適度な運動をしてみてはいかがでしょうか。

適度な運動には、

・脳が活性化される
・気分転換ができる
・満足感や達成感が得られる

といった良いことがたくさんあります。

運動により脳の血流がよくなるので、脳が活性化され、思考力や記憶力も高まります。

また、心に安らぎをもたらすセロトニンなどの神経伝達物質が脳内に増えるようです。

親子で運動を習慣にすることで、セロトニンの分泌を促し、みんなが笑顔で毎日を過ごしたいですね。

オンラインを利用

自粛が続くと、家族以外と話す機会がぐっと減ってしまいます。

会社に通勤していたら、仕事の合間やお昼休みや飲み会など、いろいろな人と話す機会があります。

在宅勤務では、コミュニケーション不足になりがちで、それもイライラの原因ではないでしょうか。

今は、Skypeやzoomなどオンラインで話せるツールがたくさんあります。

テレビでもオンライン飲み会など特集をしていたり。

実際、私もオンライン飲み会に参加してみました。

最初は、相手との間がつかめず、会話がかぶったりしましたが、慣れればOK。

やっぱり人と話すのは、楽しいものです。

気の合う仲間たちでワイワイするのもストレス発散になります。

番外編

私の一番イライラするお昼ごはん準備問題。

試行錯誤して、これはいいかも!と感じた方法をご紹介します。

ホットプレートを常備作戦
  • 机の上にホットプレートを常備し、お昼は焼きそば、チャーハン、焼き肉など。
  • 意外と子どもは、焼くことが楽しいようで、私は材料を切るだけでOK。
  • 朝食時に一緒に準備しておけば、お昼になるとすぐに取りかかれます。
  • 小皿に取って食べるので、食事後の洗い物も少なくて、一石二鳥です。

どうしても無理な場合は

今の時期、ママ・パパともに在宅勤務されている家庭は多いですよね。

子どもの面倒を交代に見てほしいところですが、どちらかと言うとパパは仕事に専念して、子どもの面倒はママが見がちになっているのではないでしょうか。

でも、ママだって重要な会議もある。

大切な書類を作成するため、集中したいときもある。

どうしても子どもの面倒を見ながら仕事ができない時は、

  • ビジネスホテルの日帰り利用
  • ベビーシッターの利用

もアリだと思います。

また、お昼ごはんも忙しくて作れなかったら、出前もアリです。

子どもが好きなピザやお寿司など頼むと喜びますし☆

テレワークのための日帰りプランが充実

ビジネスホテルでは、テレワークのための日帰りプランをしているところも多々あります。

電源やWi-Fiを完備しており、自宅の近くで利用できるホテルがあれば、どうしてもな1日だけ利用するのもいいですよね。

ほんの一例ですが、アパホテルをご紹介します。

ベビーシッターの事前登録

ベビーシッターと聞くと乳幼児のお世話というイメージがあるかもしれませんが、多くの会社は0歳から12歳までが利用対象となっています。

お留守番のできない小学生も見てもらえるのであれば、安心です。

単発利用できる会社がほとんどですので、事前に登録されておくと、イザという時にお願いできますね。

助成金を活用

令和2年2月27日から6月30日までの間に、子どもの世話を保護者として行うことが必要と なった労働者に対し、有給(賃金全額支給)の休暇(労働基準法上の年次有給休暇を除く)を取 得させた事業主に向けた助成金があります。

厚生労働省:小学校休業等対応助成金リーフレット

現在は、6月30日までですが、第2次補正予算案成立後は、9月30までとなる予定です。

学校再開後であっても、

  • 新型コロナウイルス感染症に関する対応として、小学校などが臨時休業した場合、自治体や放課 後児童クラブ、保育所などから利用を控えるよう依頼があった場合
  • 新型コロナウイルスに感染した子どもなど、小学校などを休む必要がある子ども

の場合は、対象となります。

注意点

助成金は、事業主が申請します。

  • 会社に労働基準法上の年次有給休暇を除く、有給(賃金全額支給)の休暇があるのか
  • 会社として助成金の活用を考えているのか

を確認することが必要です。

前回の助成金についての記事もご参考にしてくださいね。

まとめ

緊急事態宣言が解除され、少しずつ日常へ戻っていきそうです。

私の住んでいる市でも、小中学校は分散登校から始まり、6/15には給食再開、全日授業が始まります。

ゴールが見えると気分が軽くなりますよね。

振り返ってみると、子どもとこんなに密にいれたのは、貴重な大切な時間でした。

でも、また秋から冬にかけて第2波がやってくると言われています。

今回、イライラと上手く付き合う方法を模索し、ストレスを溜めない習慣を身につけられたら、また自粛となっても、子どもと一緒にいれる大切な時間を笑顔で過ごせそうです。

あと少し、働くママさんパパさん、頑張りましょう!

私も頑張ります☆

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国家資格キャリアコンサルタント。社会保険労務士。労務相談、助成金申請、給与計算、社会・労働保険手続き等を担当。困ったことを気軽に相談できる社会保険労務士を目指し、経営者の皆様が事業に専念できるよう心掛けています。また、雇用助成金を活用し、訓練や研修の充実、正社員転換等のキャリアアップ、育児休業復帰後のプログラム、新規採用などを提案。社内の環境を良くして、社員がいきいきと働いている会社にすることが経営者にとって喜びではないかと考えています。










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