職場の雰囲気が悪くて会社辞めたい。しんどい気持ちを整理する方法5選!
職場の雰囲気が最悪でギスギスしていると会社に行きたくなくなりますよね。
どんどん仕事が苦痛になってきて会社を辞めたいな……という気持ちになってしまいます。
職場の雰囲気が悪い代表的な原因も確認しつつ、会社を辞めたいと考えている時にどう気持ちを整理すればいいのかキャリアコンサルタント@岡田一人の考えを書いてみます。
職場の雰囲気が悪い原因5つ
【原因①】上司が威圧的、コミュニケーション能力が低い
まずはこれでしょう。
本来上司は職場の雰囲気を良くしていく責任があります。仕事の進め方、業務配分、褒めたりねぎらったり、部下の失敗をカバー、ときには楽しい雰囲気になるように冗談を言ったり雑談をしたり。
部下が気持ちよく働いてもらえるように気を使わなければいけません。
こういったコミュニケーション能力が高い上司がいると必然的に職場の雰囲気がよくなるのですが、逆に上司が常に威圧的な態度を取ったり、命令口調で業務を強引に進める場合は、職場の雰囲気がギスギスしてしまいます。
パワハラすれすれ、あるいはアウトの上司もいますよね。
こんな無能上司が原因で職場の雰囲気が悪くなってしまうのです。
【原因②】残業は当然!仕事が忙しすぎる
2つめは、仕事が忙しすぎて心に余裕がなくなってしまう場合ですね。
業務量が多いのに働いている人数が少なく、従業員全員がとにかく忙しすぎる場合です。
自分のことで精一杯で周りのことをかまっている暇はありません。当然、困っている人がいても助けてあげようという余裕も持てません。
いつの間にか、全員がイライラいらいらしてきて、全体的に職場の雰囲気が悪くなってしまうのです。
常に時間に追われてしまって心も身体も疲弊してしまっています。
残業、残業でブラック企業と判断される場合もありますね。
【原因③】目的、目標が曖昧で理解できない
会社の方向性や目的、目標が曖昧で理解できないなかで仕事をやらされている感覚になってしまうと、職場の雰囲気が悪化します。
- 自分のやっていることが誰のために役立つのか。
- 何のためにこの業務をやる必要性があるのか。
そういったことが職場内で共通理解できていないと、殺伐としたどんよりした感じになってしまいます。
覇気のある職場は、それぞれの価値観は違っても最終的な目的、目標は従業員で共有されています。
共有できているかできていないかで、職場の雰囲気はまったく変わることになりますね。
【原因④】マイナス思考、愚痴が多い
働いている人たちがマイナス思考の割合が高いとネガティブワードが飛び交います。
常に上司の愚痴、誰かの悪口、陰口ばかり。お給料、業務内容、やり方などの不満、不足ばかりに目が行きます。
職場内が不快な言葉ばかりになってしまうと、なかなか前向きな発想にならないんですよね。
特にマイナス発言を繰り返す人が影響力のある人だと最悪。誰もその人に逆らうことができないので、本当はそんなことを思っていなくても同調するしかなくなります。
後ろ向き発言ばかりだと、いいアイデアも出ないので業績もどんどん悪くなっていき、さらに職場の雰囲気が悪くなるという負のスパイラルに入ってしまうのです。
【原因⑤】職場の労働環境が悪い
最後は、職場の労働環境の問題です。
職場の温度、明るさ、清潔感など。
ビル自体が古いのは仕方がないとしても、部屋の温度調整や蛍光灯の調整、ものが雑然と置かれているなど、少しの工夫で解決できそうなことを何もやっていないケースです。
人が不快と感じてしまう空間で何時間も業務をやっていると気持ちが滅入ってしまうのは当然です。
会社辞めたい時にツライ、しんどい気持ちを整理する方法5選!
以上見てきたように、会社の雰囲気が悪いとしんどいですよね。
「こんな会社にいても面白くないしツライし辞めたいな」という考えになります。
そんな場合はどうしたらいいのでしょうか。
キャリアコンサルタント&心理カウンセラー@岡田一人的に、どう気持ちを整理していけばいいのかをアドバイスさせてもらいますね。
【会社辞めたい気持ちを整理する方法①】今の会社に何を求めるか?
どうせ仕事をするなら雰囲気のよい職場で楽しくやりがいを持って働きたいですよね。
でも、今の現状ではそうそう簡単に職場の雰囲気は変わらない。
となると、理想とは程遠いけど妥協点を見つけて、淡々と仕事をこなすことを目標にするのも1つです。
人は「期待」することで、それが上手くいかない場合にイライラしたり失望したりするのです。
「会社から一定の報酬さえもらえればそれでいい!それ以上のことは期待しない!」と腹をくくれば、仕事中はなるべく「無」になって気持ちをコントロールしやすくなります。
【会社辞めたい気持ちを整理する方法②】自分だけは天国言葉を使い続ける
職場の雰囲気が悪い場合はどうしても毒素に侵されてしまうのですが、それでも自分だけは「天国言葉」を使い続けるというスタンスもあります。
「天国言葉」とは以下のようなプラスの言葉ですね。
- ありがとう
- あらゆることに感謝します
- 今日もありがたいなー
- 助かります!
- 嬉しいです
- 今日もツイてるなー など
周りと温度差があるので最初はツライかもしれませんが、毒素にまみれているとどうしても体調が悪くなってくるので、天国言葉で浄化していきましょう。
【会社辞めたい気持ちを整理する方法③】試練を俯瞰する
今起こっている状況を常に俯瞰的に捉える訓練だと考えるのも1つです。
長い人生ではいろいろな事が起こりますが、「今起こっている出来事や状況は自分にとってどういう意味があるのだろうか?」と常に俯瞰的に捉えて感情的にならないように心がけましょう。
気持ちが落ち込んだりイライラするのは、目の前で起こっていることに過度に囚われてしまっているとも言えます。
実際は目の前で起こっていることなのですが、これをあたかも他人事かのように心をコントロールできれば、会社を辞める辞めないという判断も冷静に行えるようになります。
【会社辞めたい気持ちを整理する方法④】宇宙の法則を思い出す
「常に物事を俯瞰する」というのと似ているのですが、嫌なことがあったときに細かいことにこだわらず宇宙をイメージして「小さいことで悩むのはやめよう」と自分に言い聞かせるということです。
もちろん、職場の人間関係、待遇面、給料、労働環境が悪いと悩みは尽きません。
でも、世界には食べていくだけで精一杯という人がいます。
私たちは働く場所があり、それなりの生活をしていけますよね。
辛くてしんどいときこそ、こういった当たり前のことを思い出して気持ちを落ち着かせましょう。
【会社辞めたい気持ちを整理する方法⑤】逃げ道を持っておく
上記①~④の方法を実践することで、少しはしんどい気持ちを軽減できるかもしれませんが、それと並行して「逃げ道」を真剣に考えておくのがいいですね。
「逃げ道」とは「転職」を視野に入れるということ。
「逃げ道」があるのとないのとでは気持ち的に違ってきます。
職場の雰囲気が悪いからという理由で転職することはまったく悪いことではありません。
どう考えても今の職場の雰囲気を変えることが出来そうになくて、無駄な毎日を過ごしている感じがするなら怖がらずに転職活動をしてくださいね。
転職活動をスムーズに進めるには?
転職活動については、求人数、タイミング、クローズド案件の可否など、プロにサポートしてもらわないとなかなか上手くいきません。
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それは何度か失敗すると履歴書に傷がついていき、どんどん不利になってしまうんですよね。
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キャリアコンサルタント@岡田一人が自信を持っておすすめできる転職支援会社はこの3つですね。
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もちろん、相談に乗ってもらった上で本当に納得いけば転職すればいいのです。
まとめ
職場の雰囲気が悪い原因としんどい気持ちを整理するための方法について書かせてもらいましたが、いかがでしたか?
「職場の雰囲気を変える」というのはかなりのエネルギーと忍耐力が必要です。
特に大きな組織体制や無能上司に誰も逆らえないような場合には、現実的にあきらめざるを得ない場合もあります。
転職にはリスクも伴いますが、今の職場に居続けることも大きなリスクです。
まずは気持ちを落ち着かせる方法を実践してみて、それと並行して「逃げ道」をしっかり作っていくことをオススメします。