心が疲れた時でも簡単に実践できる元気になる方法や乗り越え方5選!
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今はストレス社会といわれますが、労働者をとりまく環境は厳しい状況が続いています。
徹底した成果主義、複雑化する人間関係など、自分の努力だけでは何ともできない事も多く、私たちは多くのストレスを感じています。
特に40代以降、仕事以外にも育児との両立や介護など、プライベートでもストレスが増えてくる年代です。
なのに、なかなか自分が疲れている事に気づかなかったり、わかっていても目の前の事に追われて自分の事を後回しにしたりしがち。
そして、いつのまにか身体はもとより心も疲れている・・・
そういった方に試していただきたい、心が疲れた時にストレスを乗り越えるための簡単な対処方法をキャリアコンサルタント@深月あさこがご提案します!
心が疲れた時に元気になる方法や乗り越え方(簡単順)
【心が疲れた時の対処法①】まずは休む
とにかく休もう
まずは体を休めることを考えましょう。ここで「休む時間もないくらい忙しいからストレスが溜まっているんやないかい!!」とツッコミを入れた方も多い事でしょう。
でも、身体が基本です。
ここでこれ以上頑張ってしまったら、余計にしんどくなります。そしてあなたの身体はひとつしかありません。
今後のためにも、ここで立ち止まってインターバルを置く勇気を持ちましょう。
休む質を上げよう
それでも、どうしても休む時間がない・・・という方は、休む質を上げることを考えましょう。
例えば、午後2時以降のコーヒーをノンカフェインのお茶に変えてみる、もしくは寝る前にスマホを見ていることをやめて音楽を鳴らして目をつぶってみる、晩酌をしている人は最初のビールをノンアルにしてみる・・。
小さな事から習慣を見直して眠りの質を高くして、これ以上疲れを溜めないように、そして、溜まっている疲れを取り除いていけるようにしていきましょう。
できるところからで構いません。毎日が無理なら一週間のうち一日からでもいいと思います。
自分が少しでも休める方法がないか、考えてみてくださいね。
【心が疲れた時の対処法②】きちんと食べる
食べたいものを食べよう
食べる事は大事です。
ストレスに対抗するために必要なのは、たんぱく質やビタミンⅭなどと言われていますが、私は、疲れた時は、自分が食べたいもの、美味しいと思うものを美味しくいただくのが一番大事だと思っています。
忙しいと、つい食事がおろそかになりがちです。
デパ地下のお惣菜や外食が多くなったり、夜遅くなって抜いてしまったり、疲れてぐったりすると食欲がなくなったりしませんか。
食べたいものというより、すぐに手間をかけずに食べられるものに頼ってしまいがち。
もちろん、そういう日があっても良いと思いますが、本当に自分が疲れた時は、自分が食べたいものを選んで食べましょう!
栄養素を考えながらメニューを考えなくても、身体が欲するものを選ぶといいですね。
食べる前に、「美味しそう~!」と思って食べよう
ただ、ひとつだけ、試していただきたい事があります。
ご飯を美味しくいただくための私のおすすめの魔法です。
それは、ご飯をしっかり見て「美味しそうだなぁ」と思うこと。できれば、声にだして言ってみるとよりいいですね。
なぜそれをおすすめするかといいますと「食べる」ことに集中できるからです。
食事がおろそかになっているときは、とかく食事が上の空になっている事が多いものです。
食べているけど、目の前の食べ物に思い入れがないというか、ほかの事を考えながら食べている感じ。
「あれ、昨日何食べたっけ?」なんて、私も疲れている時にはしょっちゅうありました。
気がかりなことが頭の片すみにある状態で、ご飯を食べても消化も悪いだけです。
食卓に並んでいるお皿を見て「このサラダにお気に入りのドレッシングをかけよう!今日は焼き魚がうまい具合に焼けたし、ちゃんとお出汁をとって作ったお味噌汁に炊きたてのご飯、どれもおいしそうだ~!!」と認識することで、ご飯に集中できます。
こうすることでイライラや気がかりなことでいっぱいになっていた思考が、一旦頭から離れます。
それが脳を休めるために大事なこと!
改めて考えてみると、気づきがあったり、それほど怒る事でもないかなと思ったりもします。
瞑想やスポーツも同じ効果はありますが、私は食事が一番その効果が高くて気軽にできるように思います。
だって毎日の事ですもの。
食事に集中するためにも「これが食べたい!」と思えるものを食べる事が大事です。
これも気が向いた時で大丈夫。次の休日にでもいかがでしょうか。
【心が疲れた時の対処法③】意識的に自分をリラックスさせる
一時的に怒りやイライラしたら、深呼吸をしましょう。
私は活動量計(スマートウォッチともいいますね)を愛用していますが、時々「深呼吸しましょう」とメッセージが出てきます。
イライラした時だけではなく、ドラマや映画を見ている時、緊張しているとき、知らず知らずのうちに呼吸が浅くなっているのですね。
そういう時は少し肩を上下させて、胸を開いて、深く息を吸い込み、2・3回大きく呼吸します。
そうすると、徐々に落ち着いてきますよ。
でも、意識しないと深呼吸できません。
私は腕時計に叱られて気づきますが、頭に血が上っているときに「深呼吸しなくちゃ」と思えません。
ですので、少し難しいです。
むかむかしたとき、モヤモヤしたとき「このままじゃだめだ、息を吸おう」と意識して自分をリラックスさせてあげてください。
【心が疲れた時の対処法④】ストレスの原因を考えてみる
なんだかよく気持ちが整理できていないけど、モヤモヤする・・・こんなこと、ありませんか?
何に腹が立っているのだろう?何が辛いのだろう?という気持ちに「なぜ?」を問いかけましょう。
「私はここが嫌なんだ!」とストレスのもとを追及する。
- 〇〇さんからこんなことを言われたのが腹が立つの?
- でも、なぜそのことを言われたら腹が立つの?
- 〇〇さんが言ったから腹が立つの?
- いわれたことに対して腹が立つの?
- じゃ、なぜそれを言われて腹が立つの?・・・と。
どんどん「なぜなぜ」を繰り返します。
自分の嫌な部分が見えても、きっと前向きになれる!
突き詰めると「ああ、それって、自分が認めたくない事を指摘されたから嫌だったんだなぁ」とあまり自分が知りたくない事に行きついたりします。
この作業はあまり自分にとって心地よいものではありません。
自分が目をふさいでいた嫌な部分を見るかもしれないからです。
でも、たとえその問題が解決していなくても、自分は何がしんどいのかがわかると、楽になる事もあります。
別の自分が自分を少し遠いところから見える感覚です。
カーっとなっているときは難しいので、深呼吸して落ち着いてからできる範囲でやってみましょう。
途中まででも構いません。
ずっとモヤモヤした気持ちのままとまっているよりはずっと前向きです。
【心が疲れた時の対処法⑤】それでもしんどい時は、カウンセリングを
何をやってみても、それでも疲れてしまってどうにもならない事もあるかと思います。
本当にしんどくて自分で何も考えられない、でも周りの誰か相談しにくい、心が病んでいるのかもしれないけど、病院には行きたくない・・・。
そういう時は、ずっと1人で無理をせず、カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
1人でも聞いてくれる人が思えるだけで気持ちがラクになる
キャリアコンサルタントはちゃんと勉強して国家資格を取った人達です。
もちろん守秘義務は必ず守ります。
あなたのお話を聞いて、もし本当に病院に行った方がよいと判断した場合は、そのことをあなたに勧めてくれます。
「おまえ、やっぱり宣伝なのか!?」と思われた方。いえいえ、決してそうではありません。
もちろん、自分でストレスを消化させ、毎日を充実して過ごしていければそれに越したことはありません。
ですが、もしどうしようもなく行き詰ってしまったら、カウンセリングを受けるという選択肢もあるよということを、知識として覚えておいていただけると幸いです。
「いつでも私の話を聞いてくれる人がいる」と思えるだけで、少し心が軽くなると思います。
まとめ
ここまで、お付き合いくださった方ありがとうございました。
どんな小さなことでも、自分で自分をラクにするためのアクションをするということは、大事だと思います。
自分をわかるのは自分だけです。
しんどいなぁと思うサインを見逃さず、セルフケアをしてあげてくださいね。