国家資格キャリアコンサルタント集団が斬る仕事論

7月8月に内定ゼロでつらい。就活で内定がもらえない人がやるべき5つのヒント!

小畑 京香
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小畑 京香
国家資格キャリアコンサルタント&和装カウンセラー&プロ着付士。1男の母。大学卒業後、フリーターを経て、JR東海グループ企業に就職。次にカーディーラーのショールームレディーに転職。後、得意のパソコン知識を活かして大学情報授業の非常勤講師となる。京都生まれの京都育ち。着物大好き。自身の就職・転職や親・育児経験を活かし、現在は大学生の就職サポートに力を注ぐ。対応数は延べ1000件以上。就職活動が上手くいかず悩んでいる学生や親子間での考えのズレ等でストレスを抱えている学生の気持ちに寄り添う。就活生のモチベーションアップにつながるような関わりが得意。【好きなもの】猫、きもの、道の駅、アロマ

就活生として自分なりに就活に向き合い活動してきた、なのになぜいまだ『内定ゼロ』で結果に結びつかないの?

7月、8月になると、元気のない暗い表情でキャリアセンター(大学内の就職支援をする部署)にやってくる学生が増えます。

私は大学のキャリアセンターでキャリアコンサルタントとして勤務していますが、毎年この時期になるとこういった学生たちの相談にのることが多くなります。

も~「しんどくて」「つらすぎて」就活をやめてしまいたくなる気持ち、よくわかります。

そんな就活生のためにキャリアコンサルタント@小畑京香オバタ キョウコが今後のために5つのヒントをお伝えしていきたいと思います。

就活生が日頃から気にしている内定率について

本題に入る前に、就活生がつい気にしてしまう就職内定率についてお話しします。

『就職みらい研究所』
就職内定率は88.0%で前年同月と比べても更にポイントが3.8%アップしている状況です。

【確報版】「201881日時点 内定状況」 就職プロセス調査(2019年卒)

最近は企業側の採用活動自体が早まってきていますし、その影響もあって学生に内定を出す時期も少しずつ早くなっているようです。

キャリアセンターでも自大学の内定率を月毎に集計していますが、メディアからの発表データとの差異が実はあります。

大学によってもこれは違ってくるとは思いますが、ちなみに私の勤務する大学の8月時点での内定率は50%程度です。

へー、30%以上の差があるなんて、どうして?

となるわけですが、実際に内定保持している学生はもう少しいると思われます。

あくまでも私が勤務している大学での調査方法ですが、2018年9月卒・2019年3月卒見込みの学生一人一人に電話をかけて調査をして、学生から聞きとりをしたり、ゼミの先生に協力いただきゼミ調査をしたり、学生自身でキャリアセンターに報告に来てくれたり、そういったものの集計結果からの数字が主となっています。

しかしながら、メディアで発表されるような就職内定率を学生が知ってしまうと、学生たちが焦りに焦ってしまうのもしょうがないことですね。

内定がもらえない人の傾向とは

キャリアセンターに勤務していて感じるのですが、内定がもらえずに就活が長引く人にはいくつかの傾向がみられます。

  • いわゆる大手『大手病』といわれるもので、企業の規模やネームバリューで企業を選択してきた場合
  • こだわりを持ちすぎて業界・職種・企業を絞りすぎてしまった場合
  • とにもかくにも就活をせねばと周りに流されながら、業界・職種・企業のことを深く考えずにあれもこれもと応募してしまった場合

こういった傾向の人は、なかなか内定をもらえないといった状況に陥りやすいのです。

【内定ゼロの人が今やるべきこと①】まずは自分を勇気づけること

今、ネガティブ思考で負のスパイラルに巻き込まれてしまった学生のみなさん!

諦めるのはまだ早すぎます!

就活は人それぞれ。なので、他人と比べて必要以上に落ち込むことはありません。

自分なりに就活に取り組んできたこと、頑張ってきたこと、まずは自分を認め受け入れ、そしてねぎらってあげましょう。

就活とは自分に合った会社を見つける旅だと思って、もう少し気持ちに余裕を持ってやっていきましょう。

周囲とはたどる道がちがっていても、あるいは回り道でもいいのです。

今ここで気持ちを切りかえて、前を向いて再スタートをきりましょう。

【内定ゼロの人が今やるべきこと②】何がいけなかったのかを考えてみること

上手くいかなかったのには何か原因(課題・問題)があるはず

これまでを振り返ることでその原因になることを見つけ出し、改善・対策を取っていきましょう。

内定がもらえない人の傾向でもお話をしたように、大手企業狙いであったり、業界・職種・企業の絞りすぎであったり、周りに流されて始めた就活であったり、人それぞれの就活への取り組みがあったことでしょう。

  • 大手企業へのこだわりは非常に危険で、大手は相変わらずの『狭き門』
  • 業界・職種・企業の絞りすぎは自身の可能性を狭めることになる
  • 周りに流される就活では、そもそもの就活の軸となるものが定まっていない

世間で言われている売り手市場という言葉に踊らされて、応募数を減らしている学生も多いように思います。

自分を知り、相手を知ることの必要性

基本に立ち返り、やり直すこと、それが再スタートをきった就活を成功に導くポイント

「自分を知る」とは、いわゆる自己分析・理解のこと、「相手を知る」とは、企業のことを研究・理解するということです。

これらはどちらも基本で大切なことです。

自分を知ることの大切さ

キャリアセンターに相談に来た学生に「自己分析はしましたか」と質問した時、学生から「しました」と答えが返ってくるのですが、「それは、いつ?」と更に質問すると、「3回生の時」「就活を始めた3月・4月の頃」となるわけです。

随分前のことだし、しかも自己分析は一度きりでよいと思っている学生が多いことに驚きます。

就活を続けている中で日々いろんなことから影響を受けているはずで、就活を始めた頃の自身の考えや状況に変化があっても不思議ではないのだから、今一度、これまでの自身の考え方、価値観、行動パターン、強みを知って、自分が『やりたいこと・できること』を見つけましょう。

人は自分のことはわかっていると思っている場合が多いのですが、意外とそうでもなく。

就活では自分のことを相手(企業)に伝えることが必要ですが、いざとなると出来ない人が多くいますよね。

自己分析と同じで、やはり重要なのが業界・企業研究

これをおろそかにしていると「自分」と「相手(企業)」とのミスマッチがおこります。

研究するには企業ホームページやパンフレットをみたり、説明会に参加したりしますが、もっとリアルに知るためには是非ともOBOGから生の声を聞くことをお勧めします。

店舗やショールームがあるような企業であれば、そこに足を運んで実際にお客さんになり、様子や雰囲気を体感することで企業イメージがつかめることもあります。

自分が納得して働ける企業なのかどうかをしっかりと考えましょう。

選考における自身の問題は何かを考える

あなたは選考のどの段階でNGになってしまいますか?

  • 書類選考で不合格になった場合は、履歴書やエントリーシートに何を書いたのか
  • 筆記試験で落とされた場合は、何が苦手でどこの問題が分からなかったのか
  • 面接で落とされた場合は、どのような質問に対して、どのような受け答えをしたのか

などなど、課題を見つけて、それらを改善するための対策を取っていきましょう。

大学のキャリアセンターを活用する

課題の解決には、大学のキャリアセンターを活用することをお勧めします。

人によっては、敷居が高いと感じている人もあるかもしれませんが、決してそんなことはありませんから、安心してください。

大学にとって皆さん学生はある意味お客様。

キャリアセンターは皆さんに就職支援のサービスをする部署ですから、気にせずどんどん利用していただいてかまわないのです。

そこでしか知りえない情報をもっている場合もありますので、積極的に活用してください。

【内定ゼロの人が今やるべきこと③】信頼できる人から徹底的にアドバイスをもらうこと

就活をしていて相談できる相手がいないと悩んでいませんか。

自分の周りを見渡してみましょう。身近なところでは親・兄姉、あるいは友人・先輩・ゼミの先生、等々の多くの人が考えられます。

今あげた人は身近過ぎて相談しづらいと思う人もいるかもしれませんね。

それならば、大学のキャリアセンターを利用するのも一つです。

キャリアセンターには就職に関する専門のアドバイザーがいます。

様々な人生経験や職業経験を持ったアドバイザーが就活生の相談にのってくれます。

人間同士なので、相性もありますが、キャリアセンターで良きアドバイスをくれるアドバイザーに巡り合えることで就活の幅がきっと広がるでしょう。

他者から積極的にアドバイスをもらうことで、一人では気づけなかったことに対して必ず得るものがあるはずです。

他者を利用して悩みをクロスチェックし、自分で考えて問題意識を持つことが大事ですね。

【内定ゼロの人が今やるべきこと④】自分にとっての優良企業を見つけること

参考までに中小企業庁が発表しているデータを紹介します。

中小企業庁が発表しているデータ

日本企業の約99.7%が中小企業ですので、大企業といわれるのは約0.3%ということになります。

労働者の約70.1%が中小企業に勤務しているのが現状で、労働者の約29.9%が大手企業に勤務していることになります。

『中小企業庁』中小企業・小規模事業者の概要(平成304月)より

ここで、私が何を言いたいかというと、世の中にある企業の多くが中堅から中小と言われる規模の会社で、労働者の多くがこれらの企業で働いているということになります。

ですから、大手にばかり目を向けるのではなく、中堅・中小といわれる企業の中にある優良企業に注目するのもよいのではないかということです。

「B to B」企業に目を向ける

就活生の皆さんが興味を持ちやすいのはテレビやCMで宣伝をしていたり、日常で目につきやすい製品を取り扱っていたりするいわゆる「B to C(個人相手)」の企業だと思います。

しかし、皆さんの知らない優良な企業には「B to B(法人相手)」であることが多く、これらの企業は取引相手が企業であって、特に宣伝が必要ないために、日常で皆さんの目につくことがありません。

B to B」企業は中小企業の中にも多く存在しますので、そういったところに注目をして企業の規模に関わらず就職活動を行った方が内定をもらえる確率がより高くなります。

「グローバルニッチトップ」企業とは

これもあまり知られていませんが、『グローバルニッチトップ』といわれる企業があります。

グローバルニッチトップ企業とは、文字通り「ニッチ」な分野ではあるけれど「〇〇シェア№1」等、知る人ぞ知る分野でそれそうとうの評価や位置を築いている企業のことです。

とにかく世の中には就活生のみなさんが知らない企業がたくさん存在します。

広い視野を持って、多くの企業に目を向けて、自分とマッチする会社(自分にとっての優良企業)をみつけていきましょう。

【内定ゼロの人が今やるべきこと⑤】諦めずに継続して就職活動を続けること

あまり学生には知られていませんが、大学には毎日のように企業の人事の方の訪問があります。

上場企業でも、知名度が低いという理由からわざわざ大学に出向きます。

企業の人事の方たちも毎日必死で新入社員獲得に動いています。

公には採用活動を終了している企業であっても、内定辞退等で生じた欠員補充の為に大学にアプローチをかけてきます。

卒業生が起業した会社であったり、卒業生の多くを採用している実績をもった会社であったり、大学と何らかのつながりを持った企業からの積極採用の話が入ってくることもよくある話です。

中には採用活動にとても苦戦をしている会社から学生紹介のお願いにくる企業もあります。

このような採用活動情報は大学のキャリアセンターに足を運ぶことで知ることが出来る場合が多いのです。

これらには応募のタイミングがありますので、すかさず情報をキャッチできるように日頃からキャリアセンターを利用してアンテナを立てておいてくださいね。

諦めずに粘り強く就活を続けていれば、必ずマッチする企業が見つかります。

まとめ

内定がなくてつらい思いをしている就活生のみなさん!

過去を変えることは無理でも、今と未来を変えることは可能ですよ。

夏以降も、まだまだ企業は採用活動を続けています。

全ては結果オーライだから・・・。

大学のキャリアセンターのように、利用できるものは利用する。

気持ちを立て直して対策をとり、行動し続ければ納得のいく結果が待っていますので頑張っていきましょう。

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国家資格キャリアコンサルタント&和装カウンセラー&プロ着付士。1男の母。大学卒業後、フリーターを経て、JR東海グループ企業に就職。次にカーディーラーのショールームレディーに転職。後、得意のパソコン知識を活かして大学情報授業の非常勤講師となる。京都生まれの京都育ち。着物大好き。自身の就職・転職や親・育児経験を活かし、現在は大学生の就職サポートに力を注ぐ。対応数は延べ1000件以上。就職活動が上手くいかず悩んでいる学生や親子間での考えのズレ等でストレスを抱えている学生の気持ちに寄り添う。就活生のモチベーションアップにつながるような関わりが得意。【好きなもの】猫、きもの、道の駅、アロマ










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