中高年危機脱出キャリアコンサルタント坪根克朗(つぼね かつあき)とはこんな人
2016年から、フリーランスのキャリアコンサルタントとして「セルフキャリアドックのキャリアコンサルティング」から始まり、「訓練校でのキャリア形成」「企業内でのキャリア相談」「再就職支援セミナー講師」等少しずつ活動範囲が増えてきました。
これらの仕事を通して、経験したことや感じたことを2018年8月より月1本ですが、キャリアに関する記事(ブログ)として書き続け今回の記事で30本目になります。
ブログも当初は、会社での人事労務問題(問題社員、ハラスメント)を中心として書いていたのですが、最近では、中高年の方々からの悩みごと相談が多く寄せられるようになったので、中高年の方々の悩み・問題を解決する中高年危機脱出キャリアコンサルタントとして、ブログを書いています。
30本目のブログは、中高年の悩みや問題(特に中高年の危機)をテーマとして書いてきた記事をまとめたものになっています。
中高年の危機とは
中高年の危機とはなんなのでしょうか。
中高年の危機の意味
このブログでは、アメリカの心理学者ダニエル・レビンソンが言う「正常な中高年の80%は経験すると言われる“中高年の危機”」がどのようなもので、それを乗り越える方法についてについて書きました。
中高年の危機は「転機」にもなる
このブログでは、中高年の危機を絶好の「機会」と捉えて、乗り越えることができれば、人生の良き「転機」、自らの「成長」につながると書いたものです。
「病気」も中高年の危機
40代から50代、仕事をバリバリこなし、結果を出している中で体調不良を起こし、病院で検査・診察してもらったら、即入院・加療が必要です!!と言われたらビックリだし、ショックですよね。
お先真っ黒になりますよね。まさしく中高年の危機。
2016年の厚生労働省の調査によれば、仕事を持ちながら治療のため通院しているがん患者は 36.5万人もいるそうです。
このブログは、2年間の休職を経験し、手術10回、入院15回の経験をもつ私が、自分経験をベースにして書いたブログです。
「テレワーク」も中高年の危機
コロナ不況になってテレワークがあたりまえの社会になっています。
テレワークが苦手
中高年にとって、テレワークが進んでいくことは、従来から「良し」と思っていた働き方や仕事のやり方を、ある意味否定されるわけですから、中高年の危機になってしまいます。
だからと言って、何もせず手をこまねいているだけでは大変なことになります。
先の予測できない時代では、自分から環境に適応するために工夫し、知恵を出していく必要があると思い、書いたブログです。
部下マネジメントが難しい
どのような働き方になっても中高年の管理職にとって、「部下のマネジメント」は永遠テーマですし、悩み事は尽きず、深くなれば中高年の危機になります。
そこで、テレワーク環境下で部下マネジメントに悩んでいる方、向けにこのブログを書きました。
なぜ中高年の危機を乗り越える支援をするのか
坪根克朗が、なぜ「中高年危機脱出」といった中高年の危機を乗り越える支援をしているのか、その理由についてお話してみたいと思います。
私自身が中高年の危機に遭遇し、乗り越えた経験を持つ
私自身30数年も会社員生活で数多くの以下のような中高年の危機に遭遇したこともあって、中高年の危機が自分に及ぼすしんどさ、辛さをわかっていて、時間もかかることも知っています。
そして、なんとか乗り越えました。
そのため、中高年の危機で悩んでいる人をほっとけないし、力になりたいという思いがあるからなのです。
危機を乗り越えてもらうために「人事」を知ってもらいたい
中高年の危機のきっかけは、大体が会社の仕組みである人事制度(リストラ、人事評価、役職定年、雇用延長、退職等)によるものが多いですよね。
その人事制度の意味やその制度を運用する会社側の目的や意図を理解しないと、気持ちの整理もできないし、乗り越えることもできないと思っています。
会社員として、雇用される働き方を選んだ以上は、会社の仕組みや人事制度といった知識、そして、今後の終身雇用崩壊後の社会、会社、働き方がどうなっていくのかといった知識は、もっておく必要があります。
私は、前職で10数年の人事労務の経験があることもあり、人事労務問題についてのブログを書いています。
このブログは、坪根自身のキャリアの振り返りとともに、人事での経験・知識をまとめたブログになっています。
中高年の方を対象とした仕事が多い
2020年度もいくつかの仕事をさせていただいていますが、仕事のうち9割は、40歳以上の中高年の方々を対象としたものになっています。
IT企業でのキャリア相談(2020年度実績 延べ28名)
中高年の危機に関しての悩み相談はもちろんのこと、中高年の方々が定年を控え、「雇用延長を取るか」「セカンドキャリアとして新しいキャリアを築くか」といったキャリアに関する悩みの相談にものっています。
50歳、役職定年、定年など節目を迎えると、セカンドキャリアについて考えてしまいますよね。そのセカンドキャリアの考え方をお話しているブログです。
早晩日本においても、「年齢差別」が大きな問題になって、「エイジフリー」があたりになってくる社会になってきます。
その時の働き方は、間違いなく「スキル」「専門性」を軸にしたものになってくると思って書いたブログです。
氷河期世代への就活支援セミナーの講師(2020年実績 17回=計68時間)
氷河期世代(30代後半~50歳手前)の方々むけに、「オリエンテーション」「自己理解」「応募書類の書き方」「自己PRの書き方」「面接対策」「社会人基礎」「修了式」等のセミナー講師として、就活に向けての心構え、準備方法を教えています。
その結果、コロナ下の厳しい雇用環境にもかかわらず、再就職ができています。
以下のブログは、私が初回のセミナー「オリエンテーション」で話している内容です。
高等技術専門校でのキャリア形成業務(以下文中に2020年実績)
溶接加工や機械加工といったエンジニア向けに就活支援や社会人としての基礎的な学びを支援するセミナー(18回、延べ36時間)のほかに、エンジニア各々が今後のキャリア形成を行っていくうえでの問題や悩みに関してのキャリアコンサルティング(9名 計45回)を行いました。
その結果、若いエンジニアの卵だけでなく、中高年の方々も希望する会社へ就職ができています。
ZOOM講座や上記セミナー受講者からのキャリア相談(2020年度実績 18名)
2020年12月に開催したZOOM講座(中高年の危機!「心のモヤモヤ」の正体と乗り越える方法)参加者や私のセミナー受講者からの個別のキャリア相談や応募書類(社内応募も含む)の添削をオンラインで受けています。
その結果、65歳で労働局の求職専門相談員に就職できた方や雇用延長が終了した64歳でお客様のシステム部門に再就職できた方もいます。
アウトプットの精度を上げる支援をしたい
私は、中高年の危機を乗り越えていくには、本人自身の「行動」も必要になってきます。
行動の1つがアウトプットを作ることだと考えています。
アウトプットには、自分の理解や考えを人に伝える意味があります。
そのアウトプットを具体的にいうならば、再就職(社内応募含む)を希望する人は「応募書類」、会社に貢献したい人は「企画書・提案書」、フリーランスで活動したい人は「提供するサービス紹介資料またはホームページ」などになるのではないでしょうか。
しかし、アウトプットは、「だた作ればいい」というものではありません。
それなりの内容の充実度がないと、相手には伝わりません。
私は、こうしたアウトプットの精度を上げていける支援をしています。
(例)再就職活動を成功させる応募書類とは
再就職活動(社内応募含む)は、「自分という商品」を会社に売り込む営業活動です。
そして、営業活動ですから、「いかに仕事ができるか(職務経歴書)」「いかに人として好ましいか(自己PR文)」をアウトプットとして整備して、アッピールしなければいけません。
私の経験から言えば「職務経歴書」「自己PR文」「志望動機」がきちんと書けていれば、年齢には関係なく再就職できます。
65歳で再就職できた方からも「このブログの職務経歴書、自己PRの書き方が非常に参考になりました」と言っていただけました。
まとめ
中高年の危機はつまるところ、どうなるの
中高年の危機の行きつく先は、以下の図のようにお金に関係する「生活苦・生活不安」になってきます。
例えば、「倒産」「リストラ」の場合は、「働けない」「稼げない」といった将来の不安を抱えたまま何もしないでいると、仕事が見つからないままで、結局のところ生活が行き詰まってしまう「生活苦」になります。
そして、「左遷」「昇進しない・降格」などでは、モチベーションが低下してきて、そのままでいると会社からの評価が悪くなりその結果、給料、賞与も下がってきて、考えていた家族の将来設計が壊れていますので「生活不安」に陥ります。
中高年の危機を乗り越えるには、早く行動すること
中高年の危機の脱出には、気持ちを落ち着かせたうえで、「生活への不安を解消する方法」を見つけ、「準備」して、「実現」しなければいけないのです。
重要なことは、生活不安の解消ですから、チンタラやっていてはダメです。
そのためには、中高年の危機を理解している専門家の力を借りて、一刻も早く準備し乗り越えるのです。
私の場合は、以下のようなステップを踏んで中高年の危機を乗り越える支援をしています。
- 第1ステップ:今の気持ちを聞かせていただき、現実に折り合いをつけていただきます
- 第2ステップ:過去を振り返り、自己理解を深めながら、自己肯定感をあげていきます
- 第3ステップ:準備することによって自己効力感をあげ、生活の不安を解消する方法を見つけ、実現します
具体的なサービス内容いついては、以下をご覧ください。